売木村山村留学センター
売木学園

〒399-1601
長野県下伊那郡売木村45-551
Tel:0260-28-2116
Fax:0260-28-2116
お問い合わせはコチラ

">HOME >  ブログ >  4月14日

売木村の山村留学ブログ

4月14日

15日(日)に予定していた畑作業ですが、雨予報となったので、土曜と日曜の活動を入れ替え、なんとかお天気がもちそうな14日(土)にしてしまうことに。
4-14 (1).jpg
センター前にある畑は、既に堆肥が鋤き込まれ耕起されていました。できれば、冬の間眠っていた畑の土を鍬で起こし、苦土石灰や堆肥を鋤き込むところから、学園生たちに体験させたかったのですが、この日のうちにじゃがいもの種いもを植える計画だったので、土づくりはそれ以前に終わっていなければならなかったのです。なので、早速、畝作りから。
4-14 (2).jpg
畝のたて方を習ったら、2人1組になり、鍬やスコップを持って、土と格闘。じゃがいもがどのように育つかを考えて、適当な畝の高さや幅を割り出し、しっかりと土を盛っていくことに。しかし、何の目安もなしにまっすぐな畝をたてるということは、初めて鍬を使う子ような子たちにとって至難の業。畝幅を測るものさしや水糸を張った棒を使って、どうにか作るペアも。
4-14 (3).jpg
外で作業するのに暑すぎない気温だったので、ばててさぼる子はあまりいませんでした。継続生でも鍬を巧みに使いこなしながら畝をたてることは容易ではありませんが、耕起された跡をいかしながら、次第に上手く作業できるようになっていきました。新入園生たちも見様見真似で、大きな土の塊を砕いたり、鍬で土を盛りながら後進したり、盛った土の表面を均したりし、皆で10本ほどの畝をたてることができました!
4-14 (4).jpg
次に、マルチシートはり。じゃがいもの栽培では、成長に合わせた土寄せが重要なのでマルチを使わないのが一般的ですが、保温・保湿・雑草の抑制効果に期待し、学園の畑の畝には黒マルチを被せます。継続生たちが手際よく、はり方の手順を見せた後、数人ずつで協力し、畝に次々とマルチを被せていきました。畝とマルチの中心を合わせ、皺ができないようにピンとはるために、畝の両側を長靴で踏みながら速やかに土をかけて、マルチを押さえていく学園生たち。お昼までに、全ての畝に何とかマルチをはり終えました!
4-14 (5).jpg
昼食を食べた後、午前中にたてた畝に、じゃがいもの種いもを植えることに。まず、株間30cmを測り、マルチの中心線に穴を開け、種いもを置いていきました。
4-14 (6).jpg
植える手順を皆でしっかり確認してから、畝に置いた種いもをどんどん植えていきました。マルチに開けた穴を少し広げ、土を10cmくらい掘って取り出し、化成肥料を少々入れて土を3㎝ほど戻したところに種いもを置き、5~6cm覆土。
4-14 (7).jpg
化成肥料に直接 種いもが触れないようにすることや、種いもの芽がたくさん出ているところを上にして植えること、植えたところの土をやや高くすることなどに気をつけて作業しました。
4-14 (8).jpg
用意していた種いもを全て植えるには畝が足りなくなり、急遽 畝立てとマルチはりを並行して行う慌ただしさもありましたが、男爵(種いもで10kg分)と、信州の伝統野菜に認定されている紫いも(種いもで3kg程度)を全て植えきりました! 植えたところが明らかに周りより凹んでいたり、植えるためにマルチに開けた穴の周りに土がたくさんのっていたりするところが多かったので、手直しをし、最後に水やりをしました。夏にたくさん収穫して食べたり、帰省時にお家に持って帰ったりできるよう、これから水やりや芽欠き、草とりなどをしていきます。

18/04/17

ひとつ前に戻る