売木村山村留学センター
売木学園

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売木村の山村留学ブログ

7月24日

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連休2日目 7月24日(金)の午前中は、雨が降っていなかったので、ブルーベリー摘みに行くことに。全員 ブルーベリー狩り経験があるということだったので、どのような入れものを持っていくのがよいか各自考え、その入れものいっぱいに摘むことを目標に出かけました。向かった先は、センターから1km弱の所にある”ブルーベリー農園 花の谷”さん。各々、飯盒・大きさの違うざる・バケツ・吊り下げ鍋などを手に、歩いて10分ちょっとで到着。
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指導員から簡単に説明を聞いた後、9時25分頃から摘み始めました。大変広い園内には、いろんな種類のブルーベリーの木が植えられており、農薬や化学肥料は一切使っていないそう。学園生たちは、おいしいそうな実を選んではそのまま口に運んだり、入れものに入れたり…。「今食べたの、甘かった!」「大きいのばっかり摘もう。」などと言いながら、次から次へと木を移動していっていました。
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農園は、実は今年、新型コロナウィルスの関係で止む無く休園にしておられます。しかし、ブルーベリーの実がどの株にもいっぱい生りすぎて、枝がしなったり、その重みに降雨も加わって倒れたりしていたのだそう。こんなに実をつける年は初めてらしいのですが、コロナのせいで摘んだり食べたりするはずの人がいなくて困っていると風の便りに聞いたので、多少はお役に立てるのでは?と学園生たちを送り込むことにした実情も。そんなわけで、食べたり、自分でいっぱいにできると選んだ入れものにどんどん摘んだりしていく学園生たち。
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カエルやクモ、蜂や蝶、ハエなど様々な生き物も間近で見ることができ、「あっ、交尾してる!」とか「この虫、何? きれいだよ!」などと歓声をあげながらブルーベリーを摘む子たちもいれば、おしゃべりに夢中になり手をとめる子たちもいました。皆から離れ、一人黙々と、大きなざるをいっぱいにするべく摘み続ける子も!! 実がつきすぎてたわみすぎたり、折れそうになったりしていた株は、既に整枝剪定されていましたが、果柄や果軸まで色が変わったおいしいそうな実は採っても採ってもあり、農園の奥の方に植えられている木までは全く辿り着かず…。
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1時間半ほど経ち、飽き始めている子がいたので、そろそろ撤収することにし、作業の成果を皆で確認し合いました! 入れものの下の方の実が潰れてしまうほどたくさん摘んだ子も。果柄や果軸は入れないように摘みとることになっていたのに、柄や軸をかなりつけたままの子も。
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収穫したブルーベリーの実をつまみながら、センターまで歩いて帰り、全員分を合わせると、直径35cmの大きなボール2つ分もありました!!
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ブルーベリーは一旦置いておき、まだ曇り空が続いていたので、急遽 畑のじゃがいもを掘ってしまうことに。土が湿っているときに収穫すると、保存中にいもが腐りやすいので、数日間晴天が続いた後に収穫したかったのですが、それは叶わぬ夢。7月中に晴天が数日続くことはなさそうなので、せめて雨が降っていないこの隙に…ということで、決行。
まず、実験的に欠いた芽を植えていた2畝のいも掘りをすることに。雨で溶けてしまったのか茎は全くなくなっていたので、畝の外の方からシャベルで掘っていきました。中学生らがシャベルを使い、小学生らがじゃがいもを見つけてとる という流れに。普通は捨ててしまうものから、駄目元で少しだけでも収穫できたら万々歳ということで植えたわけですが…。小さくても、いもが出てくると「あった!」と大喜びで駆け寄っていた小学生たち。けれど、一通り掘り、再確認しても、小さないもが十数個とれただけでした。捨ててしまっていたらゼロだったものだから、儲けものではありますが、植えた芽よりも少なくなっていたので、実験は失敗に終わった様…。
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気を取り直し、次に 本命の 男爵とむらさきいもを掘ることに。春、マルチをはった畝に植えつけた種芋から伸びた茎や葉はとうに枯れ、収穫時期を過ぎていました。ずっと雨続きだったうえ、高低差がある畑なので畝の半分くらいは常に水に浸かっていた状態でしたが、マルチに開けた穴から見える、皮が緑色になってしまった大きなじゃがいも。収穫に期待できそう! 茎を手で引き抜くことができない状態になっていたので、まず、農家ペアになってマルチシートをはがしました。
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そして、一畝分のじゃがいも掘りを農家ペアで担当することに。枯れた茎の下の土には、肥大したじゃがいもが!!
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「あれっ? あんまりない。」「緑色のって、大丈夫?」と言いながら、周りの土を掘り下げてみると、幾つか出てくることもありました。思わず笑顔に!
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水はけは悪く、土に湿り気もあったものの、マルチのおかげか、素手でうまく掘れるくらいでした。カナブンだかコガネムシだかの幼虫をたくさん発見しながら、大きめのいもが出てくると、喜びの声をあげるペア。
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皮に白い斑点のあるものが出てきたり、少し腐っていたりするものもありましたが、なんとか掘り進めていくとそこそこ収穫できました! 立派な種芋(男爵)を植えつけたので、品質や収量に期待していたのです。
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むらさきいもの方は、茎が残っていたので、茎ごと引き抜いてみると、いもが姿を現しました!
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男爵の種芋に比べ、植えたむらさきいもの種芋はかなり貧弱だったのですが、嬉しい誤算で、なかなか良い状態のものをたくさん収穫できました! 嬉しそうに見せる子たち。
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一通り掘れたら、畝を隈なく掘り返し、掘り残しがないかを確認。「完璧に掘ったから、絶対掘り残しはない!」と豪語していたペアの畝からじゃがいもが出てきていましたが…。
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収穫の喜びを味わい、掘ったばかりのじゃがいもは、皆で協力してセンターの外倉庫まで運び、ざっと収量を量ってみました。男爵は51kg・むらさきいもは13.6kg。じゃがいもは1kgの種芋から10倍くらいが一般的な収量らしいので、10kgの種芋から5倍ほどしかとれなかった男爵は不出来、1kgの種芋から10倍強とれたむらさきいもはまずまずといったところ。何はともあれ、じゃがいもは日陰に広げて数日干し、帰省時のお土産にしたり、普段の食事で食べたりする予定。
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お昼ごはんを食べている時に雨が降り出したので、午後2時頃からは厨房で活動。まずは、前日に樽から出してきた塩漬け筍で”メンマもどき”作り。丸一日 流水で脱塩していた筍からは、塩分がしっかり抜けていたので、食べやすい形にカットすることから。
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繊維に沿って1cmくらいに切ることに決め、気をつけて包丁を使う学園生たち。
実は食育指導員が、食べ比べをしてみたら面白いのでは?と、あく抜き不要の淡竹を冷凍保存していたもので炒め煮を作ってくれていました。それを食べてみて、同じ様な味付けに調理するために、使われている調味料を予想してみることに。順番に「しょう油?」「ごま油?」「ラー油も入ってる?」「砂糖は?」と、挙げていきました。
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次に、食べやすい形に切った筍を鍋に入れ、正解の調味料を全部加えていくことに。
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調味料の適量は学園生たちにはわからないので、「スプーン3杯。」「水は300ml。」などと食育指導員に指示してもらいました。
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要は炒め煮にするので、火加減に気をつけながら、焦がさないように混ぜ、味を入れていきました。「これなら、家で作れそう!」と言う子も。汁気がなくなりそうになったら火を止め、完成。少し冷ました方が味はしみこみそうですが、即 味見タイム。「熱っ! はふはふ…。」「うまっ!」「歯ごたえがいいね。」「淡竹よりえぐみがない。」「美味しい!」と概ね好評でした! これから箸休めとして少しずつ食卓に登場予定です。
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次は、午前中に摘んできた大量のブルーベリーの調理に着手。そのまま食べる分は除け、保存できる定番のジャムを作ることにし、砂糖の分量を出すためにブルーベリーの計量を。
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それから、大きな保存瓶にブルーベリーと砂糖を交互にぎゅうぎゅうに詰め、”ブルーベリーシロップ”を仕込みました。ブルーベリーを瓶に入れる際、柄や軸がついている実がないかひとつずつチェックするのが大変でした。いい加減に収穫していた子がいたようで、果軸や果柄がついているものを見つけると、軸や柄を取り除いてから瓶の中へ。投入された大量の砂糖に目を丸くする学園生たちでした…。
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計量したブルーベリーと砂糖を電子レンジにかけた後、鍋に入れて中火にかけていたジャム。木べらで軽く混ぜる作業を交代しながら、タイミングをみてレモン果汁を加え、煮詰めていきました。
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ややとろみがでたら完成! これも、即 味見。熱すぎてよくわからなかった感じの学園生たちでしたが、甘くておいしいジャムができたことは確かな様。そして、熱いうちに瓶詰めにしました。たくさん作れたので、これから 朝食がパンの時に塗ったり、ヨーグルトに入れたりして、長い間 楽しめそう!
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1時間半ほどの活動の成果物。左上:メンマもどき・右上:ブルーベリーシロップ・左下:筋とり体験をしてみたインゲン・右下:ブルーベリージャム。これから数日、仕込んだブルーベリーシロップの砂糖がだんだん融けていく様子を観察していきます。

20/07/28

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