売木村山村留学センター
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売木村の山村留学ブログ

8月17日~19日

8月17日(火)の午後、お家の方の車や高速バスなどを利用して、学園生の半数 6名が帰村。例年になく長い夏休みの帰省でしたが、不要不急の外出自粛など新型コロナウィルス感染予防を徹底しながら自宅で過ごしてきた様で、日に焼けて真っ黒になった子はいませんでした。一週間以上停滞していた前線の影響を受けて、土砂災害などが発生した 高速道路の通行止め区間があり、帰園が予定より遅くなった子たちもいたのですが、夕方の入浴時間までには各々荷物整理を終えることができました。マスク着用や手指消毒の徹底などコロナ感染予防対策をしながらの生活がスタート。
8月18日(水)は、外出自粛・待機の予定でしたが、朝食後、分担してセンター内の掃除をしていると、大雨の影響で土砂災害の危険性が高まっているとして、村内全域に避難指示が出されました。それぞれ、さっと非常持ち出し品を準備し(本当は避難直前に準備するのは避け、避難を優先しなければなりませんが。)、カッパを着用して傘をさし、徒歩で 避難場所である岩倉集会所へ。

これまでの雨で地盤が緩んでいる心配はあったものの、この日は雨が小康状態だったので、差し迫った危険を感じて避難指示に従ったというよりは、正直 防災訓練に参加するような雰囲気でした。何度も「これは訓練じゃなくて、本番だからね。」と言われた学園生たち。集会所では三密を避ける様に、換気している部屋で、間隔を空けて置かれた座布団に座り、おしゃべりせずテレビを見ながら気象情報などを収集して過ごすことに。

しばらくして、受け入れ農家の父さんが差し入れしてくださったミニトマトを口にしたり、ずっと同じ姿勢を続けていると辛いので避難した皆さんと一緒にラジオ体操をしたり。避難してから2時間半くらい経った頃には、テレビ局の取材が来て、その放送を地区の皆さんと一緒に見るということもしました。10年保存水をいただいたり、お昼には長期保存できる非常食のパンが配られたので食べたりしました。いつ解除になるかと、村内放送に耳を傾けながら、学園生たちは素晴らしい態度で、避難待機をしていました! 避難してから4時間半ほど経った午後1時15分頃、一時帰宅してもよいことになったので、センターへ。また、避難所へ戻る可能性もあるので、準備した非常持ち出し品はそのままに、しばらく学園生たちは寝そべったり動き回ったりと自由に過ごしていました。午後2時頃から、延び延びになっていた 夏休み中の課題や休み明けの持ち物のチェックをし、抜かりがあった課題があったり、家に忘れ物をしてきたりした子は、課題に取り組んだり、葉書を書いて忘れ物を送ってもらったりすることに。そうこうしているうちに、避難指示が解除されたので、各自 非常持ち出し品を片づけ、通常のセンター生活に戻りました。コロナ禍での避難体験は、感染防止にも配慮しながら、災害時にとる行動について学ぶよい機会となりました!

8月19日(木)午前9時頃から、6名は、新型コロナウィルスの抗原検査のために唾液を自己採取。他の人との距離をとり、見本の量くらいまで唾液をケースに溜めるのですが、何やら怪しい光景…。唇を閉じて口の中に唾液が溜まるのを待ち、容器の中に直接滴下することを繰り返し、早々と溜めて提出できた子もいれば、溜まるのは泡ばかりで液体成分を十分量採取できず、苦労していた子も。採取し終わった子が梅干しを食べて酸っぱそうな顔を見せたり、レモン汁を見せたりして協力し、長時間かけてどうにか液体成分を溜め、蓋を閉めて提出した子もいました。採取した唾液は、学園長さんが検査のできる病院へ運んでくださいました。

その後、受け入れ農家の母さんが、とうもろこしをたくさん持ってきてくださったので、茹でるために、皆で皮をむきました。(むいた皮は、やぎのえさに。お昼ごはんの時、予定されていた献立に、茹でたとうもろこしが一人一本ずつ追加され、おいしくいただきました!)外は、雨が降ったり止んだりしていました。

10時半頃からは、センターの地主さんの畑になっている野菜を収穫しに行きました。とうもろこしは、残してあるものを全部とって構わないし、他の野菜もとれるものはとって構わないと言われていたので、たくさんかごを持っていき、遠慮なく収穫の体験をさせていただくことに。学園生たちは、手始めに、なす・トマト・きゅうりをとってみました。虫食いがあるものや長雨で腐ってしまったものも、やぎのえさとしてとることに。センターの畑で育てているものと比べると大変立派で、「これもとっていいかな?」と弾んだ声で言いながら、自分たちの口に入る野菜を収穫していました。

次に、とうもろこしの収穫。初めてという子も多かったので、収穫の仕方を覚えてからとっていきました。手で実をつかみ、下方向に倒すと、ポキンと折りとれる時の感触が癖になり、次から次へと折りとる子も! 収穫し終わった茎を倒すことに躍起になっている子もいました。

それから、トウガラシ・ピーマン・シシトウなどの収穫に移りました。近くに鷹の爪がたくさん育てられていたので、トウガラシはきっと辛くない 甘長トウガラシに違いないと判断し、なっている実をせっせと収穫していた男子4人! かなり大量にとりました。もしこれが辛いトウガラシなら、全員で食べていくとしても食べきれるかどうかわからないくらい…。女子2人は、巨大なピーマンを見つけては嬉しそうにとっていました。

最後に、大根を抜くことに。大きく広がった葉をつかみ、引き抜いていくと、土からまっすぐに伸びた大根ばかりではなかったけれど、太く大きく育ったものが次々 出てきました! 斜めに生えていたり、二股や三股になっていたりするものもありましたが、大根を引き抜く時の手応えや快感が忘れられず、手当たり次第抜いていく子も。

そして、6人で手分けして、収穫した野菜をセンターに運び、保存したり調理したりできるよう、下処理をしました。とうもろこしの皮をむいたり、ピーマンやししとうをビニール袋に入れたり、大根を新聞紙で包んだり…。自分たちで育ててきた野菜ではないけれど、収穫の喜びを体験させていただきました!
それから、昼食作りのお手伝いの時間になったので、当番の子は厨房へ。お昼ごはんを食べ終わった頃から、地元で新型コロナウィルスの抗原検査などをし陰性が証明された6人が、お家の人の車で順次 帰園してくると、センターはにわかに賑やかに。各々荷物整理をしたり、夏休み中の課題や休み明けの持ち物のチェックをしたりして、これからのセンター生活や学校生活に備えました。全員揃い、片づけの目処がたった午後4時過ぎには、受け入れ農家さん宅5軒へ出向き、帰村の挨拶。センターに戻ってくると、この日の朝、唾液を採取した6人の抗原検査の結果も全員陰性だとわかり、翌日(20日)の2学期始業式から登校できることに。センター内でもマスク着用・手指消毒の徹底・密を避ける・黙食など、コロナ感染予防対策をしながらになりますが、12名の2学期 山留生活がスタートしました!

21/08/27

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