売木村の山村留学事業がスタートしたのは1983(昭和58)年。日本で初めて山村留学に取り組んだ教育団体「公益財団法人育てる会」の運営で始まりました。
事業の核となるテーマは、「やる気・気力・活力・生活力・生きようとする力を養うこと」。
この38年の間に、400名あまりの修園生がこの売木村から巣立ち、成長し、全国各地、あるいは世界で活躍しています。
2012(平成24)年からは、指導員派遣という方法で、村直営「売木学園」となり、地元の催事に積極的に加わったり、スポーツや芸術のプロから直接指導をしてもらったり、ますます売木村ならではの特色が生かされています。
何でもそろっていると思われがちな現代社会ですが、大地とともに生きる人々とすごし、自然の営みの中で自らの感性を育てる暮らしは、なかなか経験できるものではありません。
もしかしたら、海外留学より希少価値があるといえるのではないでしょうか。
売木村だからできること、売木村だから感じられる山村生活が、子どもたちの人生にきっとプラスエッセンスを注いでくれるはずです。
ぜひ、はじめの一歩を踏み出してみてください。