怒涛の4連休②
～田おこし～
「自分たちが1年間食べるお米を作ろう」ということで始まった米作り。
初めの活動は田おこしです。
ちょうど村長さんの隣の田んぼをお借りするということで、今回は村長さんを先生に田おこしの作業を行いました。
主に行ったのは、機械の入りづらい田んぼの端の土を掘り起こしていく作業です。
備中グワをふるい、手にマメを作りながら土を起こしました。
作業中、隣の田んぼで作業をしていたおばあちゃんから、「私も子どもの頃はよく田おこしさせられたよ。昔は小学生になったら１人前に働いてたからね」と声をかけていただきました。
村長さんも、「みんなと同じくらいの年のころには、もっと大きな田んぼを1人で起こしたよ」と一言。
１時間の作業で疲れ果てていた子どもたちは、「すごい！」と驚いていました。
＊作文より
中１女子
最初はすごく「やりたくない」と思ったけど、とちゅうから楽しくなってきました。
私は「ここやって」と言われる前に「お手伝いします」と言えてうれしかったです。
まだ田んぼ仕事で大変かもしれないけど、がんばりたいです。
中２男子
コツがつかめたら早く楽に終わりました。でも約１時間やったので疲れました。
田おこしをやってみて、きっと昔の農家の人たちはすごくうでの力が強かったのだと思いました。
～きのこの植菌～
林業体験の一環として、毎年行っているきのこ作り。
今年も、過去の学園生が作ってきたきのこが、４月から何度も食卓にのぼっています。
今回は５０年以上も売木できのこの栽培をしてきた、地域の農家さんに教わりながら、きのこの種駒を原木に打ち込む作業をしました。
２人一組で、原木にドリルで穴をあけ、菌がたくさんついた種駒をトンカチでとんとんと打ち込んでいきます。
どちらもちょっとコツのいる作業。
根気よく５０本の原木に約1,000個の種駒を打ち込みました。
＊作文より
中１女子
初めのころはすごく楽しかったけど、だんだんあきてきてしまいました。
だけど、みんながんばってたから私もがんばりました。
早くきのこがなってほしいです。
12/05/08