渓流釣り祭に参加しました!
「魚さわれないんだけど!」
渓流釣祭りに参加することを話した時に、最初に子どもから出てきた言葉です。
学園では、渓流釣祭りで魚釣り体験をすることにあわせて、釣りざお作り、しかけ作り、魚をさばいて食べる体験を行いました。
冒頭の通り、多くの子が魚にさわりたくない、気持ち悪い、という印象を強く持っていて、釣りを始めた時には、エサ(虫はやめてイクラにしました)を針にさすのにも一苦労。
釣れた魚から針をはずすのも必死です。
それでも、何匹か釣れていくうちに、できるようになってきて、「つかめるようになったよ!」と喜ぶ姿も。
一方、慣れている子はささっとエサをつけ、魚を釣り上げ笑顔。
3時間ほどの釣り体験で、1人1匹は釣ることができ、全部で40匹以上の魚を釣り上げました。
センターに戻ったら、早速魚をさばきました。
最初はどの子も「うわっ!気持ち悪い!」と顔をしかめながらやっていましたが、慣れると早いもの。
「きれいに取れたよ」と丁寧にさばけるようになりました。
さばいた魚はくしに刺して塩焼きに。
同時に五平餅をつくり、炭火で焼いて魚と一緒にお昼ごはんにしました。
魚を釣ることから食べるところまで、一連の体験をしてみて、「魚さわれないんだけど!」という子はいなくなりました。
今回の活動は、子どもたちにとっては「気持ち悪い」という気持ちが強かったかもしれませんが、いつもいただいているごはんが、こんな過程を経て自分たちの前にあるということを実際にわかることができたと思います。
「釣り」という野外活動に留まらず、食べること、生きることに触れることのできた活動になりました。
また今回の活動は、保護者の皆さんとの親子活動でもありました。
家族と一緒の時間を過ごし、これからの生活に元気をもらうことができたようです。
有意義な2日間を過ごすことができました。
ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!
12/06/09