箱膳づくり
学園では、食事の際には床に正座をして食べる、という指導を行っています。
丁寧な食事作法は、食べ物や食事を作ってくれた人への感謝の気持ちの表れ。
はしの持ち方から、食事の姿勢、食べる順番など、4月から繰り返し指導を行っています。
今回は、その食事指導の一環として、箱膳づくりに取り組みました。
箱膳は1人1人それぞれのお膳で、箱型になっており、昔は中に自分の食器を入れて使っていたものだそう。
木の板を組み立て、ニスを塗って仕上げます。
普段、テーブルとイスで食事をとることが当たり前だった子どもたち。
床に座り机に向かって食べると、どうしても姿勢が悪くなりがちですが、箱膳を使うと自然と背筋が伸び、食器の扱い方も丁寧になります。
もう何回かニスを塗らなければいけないので、使うのは年明けから、ということになりそう。
箱膳での食事を通して、改めて、感謝の気持ちを持って食事をとることの大切さを、子どもたちと確認していけたらと思います。
12/12/18