田起こし
ゴールデンウィーク最後の活動は、田起こしです。
今年は村長さんからお借りしたセンターの近くにある田んぼでもち米を作り、昨年お米を作った村の中心にある田んぼでは、子どもたちが一年間食べるためのうるち米を作る事になりました。
この日田起こしをしたのは、もち米の田んぼ。
3畝ほどの田んぼなので、少人数の売木学園でも手作業での米作りができます。
この日は中学校の部活の試合があったため、いつもは7人のところ5人での活動。
年上の2人がいないため、「できるかな…」と不安もありましたが、気持ちを奮い立てて、田んぼへと向かいました。
最初に田んぼの縁を起こし、次に真ん中をおこしていきます。
田んぼの土は固くて、クワをふるってもなかなかうまく掘り起こすことができません。
村長さんから堆肥をいただき、それを田んぼにまく作業も並行して行いました。
暑い中作業していたら、村長さんの奥さんからお茶の差し入れが!
ありがとうございました。
冷たいお茶を飲んで元気を出し、作業を再開。
このころには手にマメができはじめた子も。
それでも、作業は思ったよりはかどり、午前中でほとんどの部分を起こすことができました。
お昼ご飯を食べて休憩し、午後にもう一仕事。
起こし忘れた場所がないかみんなで確認をして、田起こしを終えました。
午後はひと畝百姓の作付計画作り。
「ひと畝百姓」とは、子どもたちが1人5mの畝をもらい、作付計画から苗の植え付け、草とりや芽かきなどの世話から収穫までを、自分で責任もって行うという活動のこと。
「家族の好きなものをたくさん作って送りたい」「昨年は世話があまりできなかったから今年こそ」と、5mの畑にどんな作物を植えるのか、子どもたちは真剣に考えていました。
13/05/07