朴葉もちづくり
朴葉もちは、「柏もち」とも言われ、初夏の売木でよくつくられているおやつです。
もともとは、田植えが終わったころの「農休み」の日に作って食べたものだそう。
この日は、お世話になっている里親農家のお母さんが、作り方を教えに来てくれました。
米粉の生地を練り、もち一つ分の小さな玉にして分けたら、一つ一つ生地を丸く広げ、そこにあんこをのせて包みます。
あんこは、お母さん特製のこしあん。
「おいしそう!」と、あんこを欲張りすぎて、包みきれなくなってしまい、ぐちゃぐちゃになってしまったものもありましたが、だんだんとコツをつかみ、きれいなお餅を作れるようになりました。
おもちができたら、大きな朴の葉でくるみます。
とって来たばかりの朴の葉からは、爽やかな香りがします。
この葉っぱでくるみ蒸すことで、おもちにもいい香りが移るのですが、蒸し加減がなかなか難しく、指導員だけで作るとうまく香りが出ないのです。
みんなでせっせと作業して、40個ほどの朴葉もちが完成。
蒸し器で15分ほど蒸すと、ほかほかのおもちが出来上がりました。
もちろん、みんなでできたてをいただきました。
「おいしい~」「これなら50個くらいいける!」とどの子も笑顔。
たくさん出来たので、その翌日も食事のときやおやつにいただきました。
売木ならではの味、おなか一杯楽しみました。
農家のお母さん、教えていただいてありがとうございました!
13/07/08