正しいおはしの持ち方練習
おはしの下の方を持っている・おはしが×(バツ)になっている・人差し指が完全に浮いているなどなど、正しくおはしを持つことができていない子には、毎回食事の度に正しい持ち方を教えているのですが、注意や指導ばかりでは楽しい食事の時間が辛くなってしまいます。そんなわけで、4月12日(土)午後に、改めて”おはしの持ち方講習会”を開きました。といってもそんな大げさなことではありません。毎回、食事の時間に言われていることと同じです。「まず、1本のおはしの上の方を、親指・人差し指・中指で鉛筆の持ち方をして。そして、数字の1を書くように動かしてみて。」「次に、もう1本のおはしを挿し込んで、親指の付け根と薬指の爪の生え際くらいで保持して、動かさない。そのおはしの先端にむかって、鉛筆持ちをした上のおはしだけを動かす。」「これでいいの?」 最初は、「もう無理!できない!」とイライラしていた子もいたのですが、なんとか練習をしました。
「ちょっとわかったような気がする!」 正しい持ち方を理解した子は、お椀に入った30粒の小豆を、正しいおはしの持ち方で挟み、横に置いたお椀に移す練習をしました。今まで全く違う持ち方をしていた子は、正しい持ち方に慣れていないので、酷く時間がかかったり、肩にもの凄い力が入り疲れてしまったりしていました・・・。練習の時だけでなく、これからの食事でそれぞれが意識して、正しく持てるようにしたいものです。そして、全員が意識しなくても当たり前に、美しいおはしの持ち方で食事ができるようになりたいものです。
14/04/13