お茶碗作り
4月13日(日)11:00少し前に車でセンターを出発し、隣町の陶芸体験館へ。目的は、陶芸体験をするためですが、ちょうど桜が満開の頃を狙い、毎年お花見も兼ねて出かけています。
お昼までの時間、河原で遊ぶことに。どんどん上流に向かって駆け出していったかと思えば、今度は下流に向かって走り出す男の子たち。目が離せません!川面から出ている石の上をピョンピョン飛んで、向こう岸に渡ったり、川幅を飛び越えられるかチャレンジしてみたり、40cmくらいの長さの土筆を発見したり!大いに遊んでいました。
そして、美しく咲いている桜を見ながら、お弁当を食べました。おかわり用にと準備していたおにぎりも全て食べつくすほど、皆、食欲旺盛でした。
お弁当を食べた後、体験館に入り、陶芸の先生にご挨拶。早速、陶芸体験開始です。今日作るのは、”飯碗(めしわん)”。1年間、食事の時に使うお茶碗を、自分の手で作り、大切に使っていこうということです。
先生に、作り方を説明しながら教えていただいた後、それぞれ、作業。まず、手回しろくろの真ん中に、土をしっかりと置き、中央部に親指で穴を開けます。
次に、親指とその他の指で、土を少しずつはさむようにしながら、広げていったり、高くしていったりします。
急いで作業すると変な形になってしまったり、力の入れ具合が均等でなければ土の厚みが変わってしまったり・・・。丼のような大きいお茶碗を作ろうと、広げたり高くしたりしていくと、ぐにゃりとなってしまったり、思い描く形とは違うものになってしまったり・・・。
「・・・、難しい。」「わぁ~、変な形になっちゃった!」
時々、先生に手直ししてもらったものの、皆、ほとんど自分で形作っていっていました。非常に真剣な表情で取り組んでいました。
焼くと少し小さくなることを考えて、大きさを決め、形を整えたら、絵や模様を描いたり、文字を入れたり。いろいろな道具や、様々な図柄や文字のハンコが準備されていたので、皆、本当に楽しそうに、MYお茶碗を作っていました。成形よりも、こちらの方に、かなりの時間を費やしていた様な気が・・・。模様をつけるのに、お茶碗を触りすぎて、変形していることにも気づかないくらい夢中になっていました。最後に、お茶碗の底の部分から少しだけ削り取った土で、”おはし置き”も作成。これまた、凝りに凝って作っていた皆でした。そして、6種類の中から、お茶碗とおはし置きに付ける色決め。
この後の、乾燥や焼く作業などは、お願いすることになるのですが、窯を見せていただいたり、簡単に工程を教えていただいたりし、お礼を述べて、体験館を後にしました。焼き上がりが楽しみです。
帰る直前、「この橋をダッシュして誰が一番速いか、競走しようよ!」と盛り上がっていました!
14/04/14