売木村山村留学センター
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売木村の山村留学ブログ

りんごの花摘み

りんご花摘み.jpg1りんご花摘み.jpg今年度も学園では、村内にあるりんご農園の”オーナー制度”を利用させていただき、りんごを育てる体験をすることに。”つがる”と”王林”1本ずつ、2種類のりんごの木のオーナーです。日々の管理は農園の方がやってくださり、年に何回か、できる作業を体験するだけで、たくさんのりんごを収穫できるという学園生たちにとって大変おいしい活動なのです!

5月11日の午後、りんご農園へ。
農園はまさに、りんごの花盛りでした!かわいらしい花・花・花。
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4りんご花摘み.jpg農園の方に挨拶をし、まず、自分たちで気に入った木を決めることから。といっても、どれが良いのかわからないので、昨年オーナーになっていた木の辺りで、隣り合っているつがると王林の木を選びました。
それから、摘花(花摘み)作業を行いました。将来的に果実を大きくするため、余分な花や蕾を落とし、果実になる花や蕾に栄養をまわらせるために必要な作業なのだそう。農園の方の説明を聞いてから、各自とりかかりました。つがるにも王林にも、花がいっぱい咲き、蕾もたくさんついていました。りんごの花は、中心に一つ 中心花(ちゅうしんか)があって、 その周りに4つの花 側花(そっか)があるのですが、 その側花を全部とります。きれいに咲いている花を摘みとるのはとても心苦しいのですが・・・。その時に、引きちぎるようにとると、葉がとれたり枝が傷ついたりするので、気をつけなければなりません。また、中心花の下側にある産毛に触れると、実になった時に「さび」が発生しやすくなるので、丁寧に作業しなければいけません。そして、2年枝に咲いている花は、先端の中心花だけを残して全部摘みとります。初めは、「2年枝って、どれ?」「これは、とっていいの?」と確認しながら作業をしていた学園生たちでしたが、次第に自分でわかってきた様で、どんどん花や蕾を摘みとっていました。「〇〇、次、代わってよ~!」「僕も登りたい!」と皆、梯子に登りたがり、はりきって高い所の枝の作業をしていました。梯子から、木の股に移って摘花をし続ける子もいれば、手の届く高さの枝に咲く花をほとんど摘んでしまうと、梯子待ちの間、年上の子が年下の子を肩車して、作業をする場面も!「わぁ!花もちゃんとりんごの匂いがするよ!ほらほらっ!」と皆に、花の匂いを嗅ぐことを勧めたり、「甘くておいしいよ。」と、花の蜜を吸うことを勧めたりする子もいました。2時間近く、ひたすら手作業を続けたのですが、根気よくやっていた子が多かったです。
おいしいりんごの収穫を目指して、次は、6月上旬頃に摘果作業をする予定。

14/05/13

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