マラニックの応援!
6月1日(日)に、第1回 売木村マラニックが開催され、留学生たちも応援に出かけました。スタート時間の9:00にあわせ、15分前にスタート地点である役場へ行くと、200人くらいのランナーが!この時すでに気温が高くなっており、立っているだけで「暑いよ~!」と留学生たち。主催者がランナーに「皆さん、頑張っちゃダメですよ。マラニックですから、競走じゃありません。楽しんで走ったり歩いたりしてくださいよ。」と説明しているのを聞き、「じゃあ、頑張れ~って応援できないね。何て言ったらいいのかな?」とつぶやく子も。
スタート!見ている留学生たちも、ちょっと緊張気味?「あっ!重見さんだ!」毎週ランニング教室で、一緒に走ってくださっている講師の重見さんを目ざとく見つけ、喜ぶ子も。ランナーたちに拍手しながら、大きな声で「いってらっしゃ~い!」
長旅に出たランナーたちを見送った留学生たちは一旦、センターへ。次の応援・手伝いは、午後。
25kmの部と40kmの部があり、40kmの部は、センター前の道を通るということで、時々、外の気配を気にしながら、午前中を過ごしていました。子どもたちは気がつきませんでしたが、驚くべきことに、トップの選手は午前中にセンター前(標高差が約400mもあるコースの、33㎞くらいの地点と思われます)を通過したそうです。なので、急いでお昼ごはんを食べて、40kmの部の第5エイド(27.3km地点 岩倉ダムキャンプ場)へ、応援とエイドステーションのお手伝いに行きました。
スタッフの人に何をしたらよいか確認。給水・軽食ポイントなので、飲み物や朴葉餅を勧めるようにとのこと。そうこうするうちに、健脚のランナーが、ちらほら、エイドに・・・。「お疲れ様です!」と皆で出迎えます。はりきって、スタッフの人と一緒に並んだKさん。「えーっと、りんごジュースとトマトジュース、どっちがいいですか?」途端に、年上の留学生に「どちらがいいですか、と聞いた方がいいだろ?」と言葉遣いを正されていました。ランナーの方は、ジュースやスポーツドリンク、水などを摂って人心地つくと、酷く疲れているにもかかわらず、留学生たちにも声をかけてくださいました。
実は、留学生たちは午前中、午後の応援・お手伝いに便乗して山村留学もPRしようと、こんなポスター(?)を作っていたのでした。時々、山村留学について尋ねたり、「どこから来てるの?」と留学生に聞いたりして、興味を持ってくださる方も。
「あっ!ルフィが来たよ!」「お疲れさまで~す!」
ワンピースのキャラクターに仮装したランナーに、留学生たちは大はしゃぎ!飲み物を手渡したり、朴葉餅を勧めたりすることも、だんだん板に付いてきました。
本当に暑い暑い日。このエイドはキャンプ場なので、水場があり、自分で顔を洗ったり、水浴びをしたりするランナーも多かったのですが、留学生による”ひしゃくでお水かけサービス”も。子どもの「おかけ致しましょうか?」という声掛けに、「じゃあ、頼むかな。」とお願いしたら最後、大サービスでしっかりとかけられてしまったランナーの方も・・・。
「いってらっしゃ~い!」「気合です!」と留学生たち。
15:00の関門時間より随分早く、最終ランナーが通過。エイドの撤収を少し手伝った後、コースを車で走りながらランナーを応援しました。そして、ゴール地点の役場へ行き、40kmの部のランナーをお出迎え。スタッフや村の人たちと一緒になって、留学生たちも「お疲れ様でした~!」「あとちょっとです!頑張って!」と声援を送りました。ランナーの頑張りに、心から拍手をし、ハイタッチで迎える子もいました!
14/06/02