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売木村の山村留学ブログ

畑の草とり

 前日は田の草とり・畦の草刈りをしましたが、29日(日)は畑の草とりをすることに。4月下旬にじゃがいもを植え、5月下旬にいろいろな野菜の苗を定植してから、水遣りはしてきたものの、雑草はほったらかしだったのでした・・・。
畑草 (1).jpg 9時頃から、まず、じゃがいもを植えた畝が並ぶ畑の方から取りかかりました。ほとんどの畝にはマルチを張ってあるので、雑草はほとんど生えていないのですが、畝と畝の間には、はびこっていました。空梅雨なのか、雨が少ないので、例年よりは雑草の伸びは凄くないようですが・・・。他人のすぐ傍で草とりをすると、おしゃべりに夢中になる子がいると思われたので、畝と畝の間を1人1列ずつ担当することにし、作業開始。

畑草 (2).jpg 根こそぎにしなければ、すぐに生えてきてしまう雑草。学園生たちは、自分に割り当てられた列に生えている草をひたすら、根っこから抜いていきます。前夜に雨が降ったので抜きやすい状態でした。すっと抜けると気持ちがよいのですが、草の種類によっては根が深かったり太かったりして、「ぶちっ!」と途中で切れてしまうものも・・・。根っこから抜いた草には土がついているので、その土を落としてから、抜いた雑草の山に積んでいきます。その山はみるみるうちに大きくなっていきました。作業を開始してからしばらくの間は、本当に誰も私語をせず、黙って草とりをしていました。ずっとしゃがんだままの姿勢なので、時々立ち上がり、膝や腰を伸ばすと、「あ、痛たたた・・・。」「うわぁ~、立ちくらみがする!」と学園生たち。担当する列の幅はそれぞれに違い、そこに生えている草の種類も違うのですが、お昼までの3時間に、1列終わらなかった子もいれば、2列、3列とむしり続けていた子もいました。

畑草 (3).jpg お昼ごはんを食べた後、少し休憩をして、14時頃から再開。午前中の続きの場所から。自分の前を見れば、びっしりと生えた草・草・草・・・ですが、後ろを見れば、一生懸命頑張った跡が見えます。大雑把に抜いて、どんどん前進する子もいましたが、1本も残さないくらいの気持ちで、非常に丁寧に草を抜いている子もいました。草とりは単純な作業ながら、やった分だけ確実に成果が目に見えて嬉しいものです。一時、黒い雲がかかり雨が降ってきたので、皆で雨宿りをしていると、「もう、いいんじゃない?早くやろうよ!」と言う子もいて、通り雨は気にせず畑に戻り、再び草とり。ネギを植えた畝にはマルチを張っていないため、雑草が多く、マルチの雑草抑制効果を実感していた学園生たちでした!終盤に入ると、少し怠ける子もいたのですが、16時前まで皆で草とりを続け、センターの畑はとてもきれいになりました。
 雑草の生命力は強いので、何週間後かには元の状態?いやもっと茫々になっているかもしれませんが、また皆で作業する予定です。

14/06/30

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