うるぎ大運動会
9月21日(日)、うるぎ大運動会が行われました。少し前から、お天気が心配されていましたが、前日までのどんよりした空ではなく、絶好の運動会日和!
8時半から、みどりの少年団鼓笛隊の先導で、小中学生が入場。鍵盤ハーモニカ担当の3人の学園生も、大太鼓やベルリラ担当の学園生も、練習の成果を発揮して堂々と行進していました。この運動会は、学校と保育所、村の合同運動会。子どもたちに続き、村民も分館ごとに整列して、開会式が始まりました!
運動会の花形、”短距離走” 力いっぱい走る姿は、どの子も素敵でした!組み合わせにもよるのでしょうが、学園生の多くは、組で1位をとっていました!
小4~6年による”竹引きんにくん” 走る速さと判断力、パワーがぶつかり合っていました。
こちらは、村民種目の分館対抗玉入れ。分館対抗の採点競技なので、皆さん、真剣です!学園生がお世話になっている農家さんが所属する分館の助っ人選手として、何人かの学園生のお父さん・お母さんも出場。投げたり、走ったり、拾ったり、また投げたりを繰り返すこの種目は意外に息切れがするほどハードだったそう。
小中学生全員による”綱引き” 短距離走やリレーと同様に、全校生が赤組と白組に分かれて競い合う採点種目。しかも、直接の対決なので、気合いが入ります!拮抗していましたが、学園生たちの前評判通り、体格の良い学園生Hさんが不動のアンカーを務める白組が粘り強く引き、勝利。
毎年恒例の種目、小学生全員でのマスゲーム「売木の花」 今年は、ポンポンを持って校歌に合わせて踊る”売木の花”の前に、Choo Choo Trainを元気よくノリノリで踊っていました。先生方も一緒にキレのあるダンスを披露されていました!
これまた恒例の「マラソン」 うるぎの運動会では、短距離走だけでなく長距離走もあり、大変ハードなのです。小4~6年生は2km、中学生男子は4km。一般の部もあり、大人も2kmないし4km走ります。写真は、4kmの部のスタート。グランドをスタート・ゴール地点とし、川沿いの道路を走るコースです。しかも、最後は心臓破りの坂が!渋々スタートした学園生もいたのですが、毎日の登下校や毎週参加しているランニング教室の賜物か、皆それぞれの力を出し切り、上位入賞した子たちもいました。Jさんは素晴らしい走りを見せ、学校のマラソン大会や、村のランニング教室では一度も勝てなかったライバルに、2kmで初めて勝てたのだとか。
マラソンの後、お弁当を食べ、まだまだ競技は続きました。売木小中学校ならではの小中全リレーも、いろいろな人がチームを組んで出場したオープンリレーも、大いに盛り上がりました!分館対抗種目も幾つか行われたり、売木音頭を踊ったりもしました。
そして、最後の競技は「大玉送り」 小中学生は赤白に分かれ、分館も赤組・白組に分かれ、白熱した戦いになりました。
競技中の、子どもたちが活躍する姿はもちろんたくさん見ることができた運動会でしたが、競技以外のところでも、子どもたちは大活躍をしていたのでした。座ってゆっくり観戦する暇なんてほとんどないくらい、係の仕事や役割分担がありました。例えば、中学生の短距離走の時には小学生がゴールテープを持ったり、小学生の競技の誘導を中学生がしたり、次の競技で使うものを準備したり。閉会式後の片づけも、しっかりとやっていた姿は素晴らしかったです。
疲れてくたくたになっていた学園生たちでしたが、やりきったという達成感にあふれた表情をしていました!運動会後、学園生たちはお世話になっている農家さんの地区の慰労会に参加させていただき、楽しいひとときを過ごしました。
14/09/22