白樺祭・音楽会
１０月１０日、１１日に売木中学校の「白樺祭」、１１日に売木小中学校の「音楽会」が行われました。留学生の保護者の方々にもお越しいただき、子どもたちははりきった様子でした。
中学生１２名のうち、留学生は２名。２人にとっては初めての文化祭。不安そうでしたが、皆に交じって舞台に立つと、これまでに学習してきたことを自分なりに発表していました。全体では、早口言葉や付け足し言葉、自分の好きな名言とその理由の発表などがあり、会場からは笑い声や感嘆の声があがっていました。
今年は、中学生のみならず、小学５年生による「宇宙メダカの飼育」の発表も加わりました！
英語の学習発表はスピーチでした。習熟度に合わせて、学年ごとにテーマが違い、２年生は「自分の将来の夢」を、大勢の人の前で話しました。
また、「写真」「売木の味商品化」「材木リユース」の３つのプロジェクトチームで活動してきた、トライやるタイム（総合学習）の発表もあり、中学生たちの村に寄せる思いや、村の活性化を願う気持ちが会場に伝わりました。
音楽会に先立って披露された、小学５・６年生と中学生による「お練り」。太田稲荷神社の春の祭典に、奉納する伝統芸能です。初めてお練りに取り組んだ留学生５名もそれぞれ、舞・小太鼓・笛を担当し、これまでの練習の成果を披露。小学生ながら「舞」に挑戦させてもらったＨさんは、勇壮な姿でした！
音楽会は、小中全校の混声二部合唱から始まりました。
小学生は連学年で、音楽劇や合唱、合奏などを、中学生は全員で混声二部合唱を発表していました。小学３・４年生は、リコーダー奏を。センターでも長い期間にわたり練習してきた留学生２名も、皆と一緒に上手に演奏できた様。
先生方の、劇と合唱もあり、会場は大いに盛り上がりました！
小学生全員による「小さな世界」の器楽合奏もありました。一生懸命な演奏に、会場内の人たちは皆、童心にかえり、温かい気持ちになったことでしょう。
小学５・６年生の器楽合奏「ｖｓ．～知覚と快楽の螺旋～」 難しい曲ですが、さすが高学年と思わせる素晴らしい演奏でした！留学生３名も、しっかりと自分の役割を果たしていました。
小学校の同声二部合唱「Ｕ＆Ｉ」 子どもたちの歌声が会場いっぱいに響き渡りました。
他にも、村の合唱サークルの方たちの歌の披露や、子どもたちだけでなく会場全員での合唱や斉唱もありました。
今年の音楽会も、心温まる素敵なひとときとなりました。小さな学校での素晴らしい音楽会は、留学生たちの心に深く残ったことでしょう。
14/10/11