稲刈り
今日は、学園生と、学園生の家族で、稲刈りをすることに。明後日に接近しそうな台風の影響が心配ではありますが・・・。
5月下旬に、やはり親子で田植えをした田んぼ。約5か月が経ち、水口の辺りを除いて、一面黄金色に。頭を垂れる稲穂が美しいです!
鎌の使い方や、刈った稲の束ね方の説明を聞いた後、まず学園生たちは稲を刈っていきました。ザクザクと小気味良い音を響かせながら・・・。
特に、ひとり何列刈るか決めていなかったので、1列だけを担当し、どんどん刈り進め、迷路を作っているかのような子もいれば、3~4列担当し、少しずつ進んでいく子もいました。
田植えの時に植えた3~4本の小さな苗が、分けつし、株が大きくなり、しっかりと育ったことを実感しながらの作業となりました。
みんな、一心不乱に刈り取っていました。
刈った稲は、昨年の稲藁で束ねるので、5~6株ずつにして置きます。結束は主に、大人たちが受け持ち、手早くしっかりと行っていたのですが、刈るのが楽しい学園生たちが、ひたすら刈り続けていたため、一時は足の踏み場もないほどになってしまいました!
水口辺りのまだ少し青い稲だけ残して、他を全部刈り取ったら、学園生たちも結束の作業を。「えーっ、束ねるの、できないよ~!」「どうやってやるの?」と言う子も。けれども、午前中に、刈り取りと結束はほぼ終わったのでした。
そして、並行して設置していたはざに、結束した稲をかけていきました。
昨年収穫したもち米でついたおもちをお昼ごはんに食べ、少し食休みをして、午後は、はざかけをしました。時々、結束の仕方が緩いものがあり、束ね直してから、はざ棒に干しましたが、1時間ほどで全てをかけることができました。4段のはざ棒に、もち米がぎっしり干されました。
最後に、一粒のお米も無駄にしないよう、落穂拾いをしました。
学園生だけで行っていたら、1日で終わったかどうか・・・。保護者のみなさんのご協力で、短時間で終えることができました!
もち米は、2~3週間天日干ししてから脱穀、精米をする予定です。はざかけした感じから、豊作の予感!たくさんのお餅を食べられる日も近そうです。
14/10/12