念願叶って・・・
今日は、村の秋色感謝祭がありました。子どもたちは、和太鼓演奏で、出演する予定でしたが、野外で太鼓を演奏するには非常に微妙な空模様だったため、それはとりやめとなり・・・。けれども、以前に出展した『かかしコンテスト』の審査発表と表彰式が、12時から ふるさと館 で行われるということで、間に合うように、学園生は歩いて出発!
会場には、とれたて野菜や果物、手作り加工品、南信州和牛など、売木村ならではの特産品がたくさん並んでいましたが、時間になると、学園生たちは審査発表の場へ集合。長い間、風雨にさらされて随分傷んでしまった案山子の重見さんも、もちろん一緒に。
まず、入賞作品3点の発表がありました。続いて、”440gもある松茸”が副賞である村長賞の発表。8月末の週末に、すったもんだしながらも協力して、案山子を作り上げた学園生たちの合言葉は「松茸をゲットするぞ!」だったわけですから、当然狙うは村長賞!
ありがたいことに、本当に村長賞をいただくことができました!実は、表彰式の少し前に、自分たちが作った案山子に村長賞をいただけるらしいと知ってしまった子もいたのですが、村長さんより表彰状と松茸を受け取ると、皆、とても嬉しそうでした。自分たちに拍手をしたり、いただいたものをのぞきこんだり。
多くの方々が、「よかったねぇ。」「大きな松茸、どうやって食べるのかな?」「今晩、センターは松茸ごはん?」などと、温かい言葉をかけてくださいました。
お昼ごはんを食べたら、今にも雨が降り出しそうでした。学園生たちは傘を持たずに出てきていたので、急いでセンターに歩いて帰りました。
いただいた松茸は、440gもあるのでずっしりと重たく、大きさはこのとおり!お汁椀の大きさと比べてみると、よくわかります。こんなに大きいので、香りもとても豊か。松茸を置いておいた厨房からは、よい香りが漂っていました。
夕方、食育指導員が皆に、「松茸、何にして食べたい?」と聞いてくれました。「松茸ごはん!」「お吸い物!」「バーベキュー!」等、口々にリクエストする学園生たち。
調理しながら、大きな松茸に入刀する際には、食育指導員も「切るよ!切るよ!こんな大きい松茸切るの、初めてだぁ。」と落ち着かないご様子でした・・・。(笑)
夕食前に入浴し終えた学園生たちは、良い香りに誘われて?、配膳時間前から厨房や食堂付近をうろうろ。
配膳が始まり、炊飯器やお鍋の蓋を開けた途端に、ふわっと香る松茸の香り!
素晴らしく大きな松茸は、”松茸ごはん”と、”松茸のお吸い物”に。
どちらにも、かなりたくさんの松茸が入っていました!
皆で、「いただきま~す!」
おいしかったということは言うまでもなく、松茸ごはんもお吸い物も、皆何度もおかわり。
秋の味覚を堪能しました!自分たちで手に入れた松茸だという満足感も、たぶんおいしさに加味されていたことでしょう。
村長さん、ありがとうございました。
14/11/02