12月6日
一昨日から、降ったり止んだりを繰り返していた雪。今朝も、数cm積もっていました。朝一番に敷地内を雪かきしても、すぐに積もり、朝食後にもう一度雪かきをしたほどの降り方でした。
せっかく雪が積もったので、予定していた活動を変更し、雪遊びなどやりたいことをする日にしました!
前日の金曜日に、学校の宿題を全て終わらせていた子たちは、8時半頃から、元気に外へ飛び出していきました。とりあえず、スノーラッセルで雪を集める子どもたち・・・。
センター駐車場のスロープで、ソリ滑りを楽しむ子たち!しかし、日当たりのよい斜面なので、何度か滑ると雪が融けていき、アスファルトがむきだしになってしまい・・・。すると、スノーラッセルやママさんダンプなどを使って、他の場所から斜面に雪を運び、コースを整備して、また何度か滑るということの繰り返し。コースの途中には、ジャンプ台をこしらえて、楽しんでいました!
中には、「パンツ一丁で、雪の中に飛び込む!」と言った手前、実行せざるを得なくなったYさん!自分で雪を集めて山にした所まで、裸足で、奇声を発しながら走っていっていました。しかし、あまりの寒さと雪の冷たさに、すぐに我慢の限界がきて、Hさんにおんぶしてもらって玄関に転がりこんできました!あとはもう、「足の裏がっ・・・!」と情けない声を出し、ストーブにへばりついていたのでした・・・。
ソリ遊びが一段落すると、次は、かまくらを作ろうと奮闘したり、雪で何かを作ろうとしたりする子どもたちの姿がありました。
ストーブで暖まり復活したYさん、「次はドラム缶風呂でも沸かして、雪見露天風呂なんてどう?」とか「雪風呂とドラム缶風呂、交互に入ったら面白いんじゃない?」などと、指導員たちにそそのかされ、その気になった様子。近くの林や山に、薪を集めに行き、ドラム缶風呂を焚き始めましたが、なかなか火が大きくならず、中は冷たい水のまま・・・。そのうちに、お昼ごはんの時間になり、一時中断。
センターの玄関には、Hさんが作った小さな雪だるまがお目見え。雪だるまの顔が、どことなくHさんに似ている?と、皆の噂になっていました!
ドラム缶風呂に入るために、午後からも、せっせと薪をくべ、ようやく大きな火にすることができたYさん。いい湯加減になったところで、雪見ドラム缶風呂を楽しんでいました!少し時間が経ちお湯が冷めてくると、学園長や指導員がうちわで薪を懸命にあおぎ、「湯加減どう?」と聞いてくれるのを良いことに、「まだ、ぬるい。」とか「もうちょっと・・・。」と。お約束どおり?素っ裸で雪風呂に飛び込み(正確には飛び込まされ)、すぐにドラム缶風呂に戻るなどということもしていました!外気温はかなり低かったので、気持ちのよいお湯からなかなかあがることができず・・・。そのうち、「ぼくも入りたい!」とやってきた子と一緒に浸かって、二人で極楽気分!
他の子たちは、午後、場所を移して、雪遊びをしたり、竹で弓矢や箸作りをしたりしていました。夕方には、厨房の裏あたりに、傘を屋根にする小さなイグルーみたいなものや、かまくらができていました!
雪が降ったおかげで急遽、自由活動日となった休日は、学園生たちにとって、とても楽しい1日となったようです。
14/12/06