2月7日・8日
売木村では、かつて、冬にはスケートが盛んだったそう。
小学生は、短い期間ではありますが、学校の田んぼリンクでスケートをする機会があるものの、中学生はスケートに触れる機会がありません。
なので、2月7日(土)、センターから車で1時間半弱のところにある、クリスタルパーク恵那スケート場へ、スケートをしに行くことにしました。
スケート場に着いたら、まず、靴を借りました。フィギュア、スピード、ホッケーの3種類の中から1つ、自分が使ってみたいものを選び、サイズを言って、靴を出してもらったら試し履き。ぴったりだった子、よりフィットする靴に換えてもらった子など様々でした。小学生は学校でフィギュアの靴を使用させてもらっているので、折角の機会ととらえ、スピードやホッケー用の靴をレンタルした子たちも。そして、ヘルメットやひざあて等も借りて装着し、準備を整えました。
このスケート場は、日本で最も西にある屋外400Mスピードスケートリンクで、しかも国際規格標準ダブルトラック。風の影響をあまり受けず、内側には、30M×60Mのサブリンクもあります。
初めは、サブリンクで足慣らしを。今までに一度もスケートをしたことがない子はいなかったので、それぞれに滑り始めました。さすが!学校でスケートに親しんでいるだけあって、リンクに元気よく飛び出していき、上手に滑っていた小学生たち。凄く久しぶりのスケートだと言う中学生たちは、時々すてんと転んでいたものの、短時間で滑る感覚を取り戻していました!しかし、足が疲れるらしく、少し滑っては、フェンスにつかまって休んだり、いすに腰かけて休憩したり。
暫くしたら、「そろそろ、外のリンクに行きたいな。」と数人の小学生。全員で400Mリンクにデビューしました!
こんなに滑走距離の長いスケート場を滑ることは初めてということで、一生懸命1周する子、のびのびと嬉しそうに滑る子、「どっちが速いか競走しようよ!」と友だちに勝負を挑む子、どうしたら転ばずに安定して滑れるか考えながら慎重に滑る子・・・。
お昼には、センターから持っていった特大弁当や温かいお味噌汁を食べ、さらにおにぎりにかぶりつく子もおり、エネルギー補給完了!食べ終わった途端に、「何時から滑りますか?」「休憩、あと何分ですか?」「休憩なんて、無駄な時間だぁ。早く滑りたいな。」とうずうずしている子たちもいれば、靴擦れをしてしまい、顔をしかめながら絆創膏を貼っている子も。少しだけ、おなかが落ち着くのを待ち、午前中に滑って暑かった子は中に着ていた服を脱いだり、ネックウォーマーを外したりして、活動再開。
日中は気温が高くなり、たくさんの人が滑っていたので、氷の表面が融けてきて水溜りのようになりかけている箇所もできていました。そんな場所で転倒すると、スキーウエアやズボンがびちゃびちゃに!それでも皆、リンクをぐるぐる回っていました。
1周してくると、結構疲れるので、リンク周りの緩衝体に座り込んで休憩・・・。他の学園生を目で追ったり、上手に滑っている人を観察したりしながら。
往年の名選手だったと思われるスピードの靴を履いたおじさんを見つけ、その後ろに真似をするようにくっついて滑る子、ホッケーの靴を履き、小回りの効いた凄い動きを見せる人に、「どうやって滑ったり止まったりしているのですか?」と積極的に教えを乞いにいった子も!
帰る時間が近づいてくると、1周のタイムを計ってみたり、2チームに分かれて1人約200M滑るリレーで白熱したり。時間いっぱい存分に滑り、楽しみました!靴擦れや筋肉痛に苦しんでいる子もいましたが、「もう一回、来たいなぁ~。」「次は、スピードの靴を履いて滑ってみたいなぁ。」とつぶやく小学生もいました。
帰りの車中では皆、爆睡していました・・・。
2月8日(日)は、2週間後に迫っている売木村文芸祭にむけて、皆で太鼓の特訓をしました!休憩をはさみながら、午前中に2時間半、午後に3時間弱練習したのですが、当然のことながら集中力が続かず・・・。まだまだ人前で発表できるレベルではないので、平日でも時間を作って、練習に励んでほしいと思います。
15/02/08