他学園訪問・スキー 2日目
15日(日)、窓の外を見ると、しんしんと雪が降っていました。昨日の夕方までに八坂センターの周りは、きれいに除雪されていたのに、また積雪・・・という感じで。一晩で30~40cmは積もったのではないでしょうか。
6時半、起床。ぐっすり眠ったようで、子どもたちは元気!布団をたたみ、着替え、洗顔。
八坂美麻学園生のうち十数人は、大町市の市民スキー大会に出場するということで、5時半に起き、もうスキー場に出かけた後でした。なので、朝のつどいは、売木の子たちと、八坂美麻の後発組の子たちで行いました。激しく雪が降っていたので、2階のホールで、体操をしたり、やまびこ挨拶をしたり。
全員で配膳をし、売木の子たちは適当な席に入れてもらい、朝食をいただきました。昨日より少し打ち解けた感じが・・・。食事の後は、片づけをして、荷物整理や部屋の掃除をして、出発準備。センターにいる人に挨拶をして、バスに乗り込みました。その間もずっと雪は降り続いており、先発でスキー場に行った八坂美麻の人たちからは、スキー大会が中止になったのでセンターに帰ると連絡があり、後発組も出かけないことが決定。しかし、売木の子たちは、スキー場に出発!
無事にスキー場近くまでは辿り着いたものの、やはり最後の登り坂をバスが登れず、前日よりスキー場まで少し距離がある駐車場にバスをとめて、少し歩いてゲレンデへ。たっぷりと雪が降り積もっていました!
早速、活動開始です。水分の多い大粒の雪が降り続いており、視界があまりよくありません。中綱ゲレンデで足慣らしをし、すぐに中央ゲレンデへ。残念ながら、今日も眺望は開けず。降雪の中、しかも視界が悪い中、滑りたくないと言う子がいるかと思いましたが、誰もそんなことは言いませんでした。昨日とは少し雪質が違ったり、圧雪されたコースが少なかったりしたので、無理をして怪我をしない様に気をつけて滑りました。
大雪のためか、動いているリフトが少なく、昨日同様、リフト待ちの長蛇の列!並んで、乗って、滑ることを繰り返していると、幾つかのリフトが動き出しました。動いているリフトには全て乗り、コブ斜面などを除く滑走可能なコースをほぼ滑りました。普段は圧雪されている大斜面が未圧雪で、ふかふかの新雪の中を滑ることもできました!新雪に突っ込み、転倒したり、雪まみれになったり、雪の中でもがいたりしている子も。でも、転んでも全然痛くないので、皆、楽しそうに滑走。未圧雪で、ぼこぼこの斜面を滑りにくいと感じた子もいれば、軽やかに滑り、楽しくてたまらない様子の子もいました。
倒木と雪崩の恐れで、前日子どもたちが大いに喜んだ林道コースは閉鎖されていたので、最後は、少し急な斜面を滑ることに。暴走してしまう子もいましたが、殆どの子たちは自分の課題を意識しながら、とても上手に、安全に滑り降りることができました!午後1時頃、活動終了。ずっと降っていた雪は、活動を終える頃に、止んだのでした・・・。
片づけをして、バスに乗り込み、スキー場を後に。途中で昼食を調達し、道の駅で食べました。
売木に戻る4時間弱の車内では、中学生や小学校高学年の子たちは、ただただ爆睡。疲れ知らずの小学校中学年の子たちは、うとうともせず、しゃべったり、しりとりをしたり、マジカルバナナをしたりと、終始元気いっぱいでした。
夕方、無事に売木村に着きました。良いお天気には恵まれなかったけれど、大きなスキー場でたくさん滑ることができたし、同じ県内でも、地域によって様々な違いがあることを学べました。また、八坂美麻学園生との交流を通して、自分たちの生活や修園までの取り組みについて、少しは考えるきっかけになったのではないかと思います。八坂美麻学園の皆さん、本当にありがとうございました!
15/02/17