修園のつどい
3月20日(金)、32期生の修園のつどいを行いました。
つどいには、受け入れ農家の父さん母さん、学校の先生方、お友達、地域の方々、保護者の皆さんが70名ほど集まってくださいました。
拍手で迎えられた学園生たち。初めに、1年間の生活や活動の様子を、スライドにあわせて説明や感想を言いながら、振り返りました。会場からは時々、笑いも・・・。
次に、”修園賞をもらいましょう”。一人ひとり、一年を振り返って書いた作文を発表。できるようになったことや成長したと思うこと、山村留学を継続することを決めた子たちは来年度の目標、退園すると決めた子は残る子たちに託すことなどを、それぞれが大きな声で読みました。
学園生たちの1年前の姿を思い出したり、時には頷いたりしながら、傾聴してくださっていた会場の方々・・・。
作文を読んだ後は、舞台上に設置した”台”に乗り、学園長さんから修園賞とアルバムをいただきました。修園のつどいの主役はもちろん、1年間頑張ってきた学園生たち。なので、学園長さんは舞台の下から子どもたちを褒めたたえるように、賞状を渡してくださいました。アルバムには、比べることができるよう、入園当時と、修園間際の、集合写真と足型が貼ってあります。自分の足でよく歩いたこの1年で、土踏まずが発達した子も。
続いて、学園長さんからのおはなしや、お客様のご紹介。お客様を代表して、売木村長さん・売木小中学校 校長先生・受け入れ農家代表さん・育てる会 代表理事さんからもおはなしをしていただきました。しっかりと?耳を傾ける学園生たち。
次に、”学園生 感謝のことば”です。この1年間、たくさんの人たちにお世話になったので、感謝の気持ちとお礼の言葉を述べました。短い言葉では言い尽くせないけれど、それぞれが何とか自分の言葉で伝えたつもりです。それから、学園テーマソング『道』を歌いました。これまでに何度も練習してきましたが、皆同じ箇所で歌詞がとんでしまうというアクシデント発生!慌てて歌い直したものの、もうどこを歌っているのか分からなくなってしまい・・・。それでも、最後だけは何とか合いました。
そして、保護者会からセンターにブルーベリーの苗木10本を記念品としていただき、”保護者 お礼のことば”で、つどいは終了。
会場を会食会の配置に変え、準備を整えて、全員が着席したら、会食会の始まり!お世話になった方々と、この1年の思い出を振り返りながら、会食と歓談を楽しみました。
しばらくしてから、”うるぎ子ども太鼓”の発表をしました。小中学校の友だち5人と留学生7人の、今年度のメンバーで太鼓を叩くのもこれが最後。心をひとつにして、精一杯叩きました。
“万歳”をし、最後までおつきあいいただいた皆さまと記念撮影。お開きとなりました。
これで退園し、来年度は地元に戻って生活することを決めた2名、そして来年度も売木村での山村留学生活を継続することを決めた5名。これで32期生としての生活は終わりますが、それぞれの新しい一歩を踏み出します。一年間お世話になりました皆さま、本当にありがとうございました。
15/03/24