売木村山村留学センター
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売木村の山村留学ブログ

5月23日

午前中は、月末に開催される”売木村渓流釣り祭”の事前準備に参加。
5,23 (1).jpg5,23 (2).jpg小中学生が主に釣る会場となる河川公園周辺の、環境整備に汗を流しました。子どもたちは、PTA会員の方たちが刈ってくださった草を、熊手や竹ぼうきで集めたり、箕や一輪車で運んで片づけたり。自分ができる作業をしっかりとしていました。休憩時間にはジュースをいただいたうえ、予定よりも短時間で終了し、清々しい表情をしていました。

午後は、田植え。
5,23 (3).jpg準備を整えて田んぼに行き、まず、苗の植え方の説明を聞きました。自分たちで育苗はやらず、お願いしてあったのですが、苗は20cmくらいに大きく育っており、それを植えていくことに。
5,23 (4).jpg田んぼは、ほぼ長方形。9Mくらいの短辺に、苗を手にした早乙女ならぬ9人の少年たちが、横一列に並びました。そして、年齢や経験によって、1人2列か3列を担当することに。
5,23 (5).jpg熟練者ではない人たちが手植えをする場合、先に田んぼに線を引いておき、その線にそって植える方法や、まっすぐに張った紐を目安にして植える方法などがありますが、大勢で植えるセンターでは、線引き方式にすると水が濁り見えなくなってしまいがち。なので、30cm間隔に印をつけた紐を20cmずつ移動させながら、その印の下に苗を植えていく方法を採用。
5,23 (6).jpg1か所に植える苗は3~4本。全員が自分の担当か所を植え終わったら、紐が20cm前方に動くので、さっと3~4本の苗をとりわけて、印の下に植えるという作業を、田んぼの長辺分続けます。自分だけ遅いと皆を待たせてしまうことになるし、腰を曲げた姿勢に疲れたとしても、足並みを揃えて植えていかないといけないので、大変!
5,23 (7).jpg5,23 (8).jpgほとんど休憩をはさまなかったものの、和やかな雰囲気で、少しずつ田植えは進んでいきました。初めはきちんと植えることを意識していたようですが、中には、だんだんいい加減に植えてしまう子も。1か所に植える苗の本数がめちゃくちゃ多かったり、極端に少なかったり、植えたばかりの苗が浮いていたり、倒れていたり・・・。一方で、田んぼの幅が真ん中ら辺で少し広がるのに合わせ、1人で6列分を担当することになったものの、鮮やかな手さばきできちんと植えていた中学生も。手元の苗がなくなると、畦から投げてもらうのですが、キャッチし損ない、激しく泥がはねて泥まみれになったり、尻餅をついてしまったり、植えた苗を踏みつけてしまったりもしていました。田植えをするだけで、なぜそんなになってしまうのか不思議なくらい、顔も体も泥まみれになってしまった子も!
後半には、変な歌を歌い出す子たち、それにつられて笑いだす子たちもいて、少し締まりがなくなりましたが、次第に田んぼの幅が狭まり、終わりが見えてくると、最後の一踏ん張り。「あぁ、終わった~!」後ろを振り返り、「ん?なんか、列がどうなっているのかわからない。」と首を傾げていた子もいましたが・・・。
5,23 (9).jpg小学生は田んぼからあがり、残った中学生が、余りにも酷い所の植え直しをしてくれました。開始から2時間半。田んぼ一面に早苗が揺れる風景となりました。数日後に、もしかしたら植え直しや補植をしなければならないかもしれませんが、これからは、水の管理や草取りをしていく予定です。おいしいもち米がたくさんとれるといいです。

そして、夕食には
5,23 (10).jpgなんと!小学5・6年生が昨日 潮干狩りで獲ってきた”かがみ貝”と、お土産にいただいてきた”大あさり”が登場。大あさりの大きさが半端ではありません!!貝柱を取って食べるのに苦労していた子どもたちですが、大変おいしくいただきました!

15/05/23

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