男の子だって裁縫!
6月1日 夜のこと。学生服のズボンを手にしたHさんが、「制服のズボンの裾がほどけてしまったんですけど。」と指導員の所へやってきました。きっと、「じゃあ、縫ってあげるよ。」という優しい言葉を期待して・・・。しかしというか、当然というか、Hさんは中学生なので、指導員は縫ってあげるとは言いません。「自分で、まつり縫いしなさいよ!」と。それに、前日に来園されていたHさんのお家の方から、実はHさんが裁縫が得意なのだという話を聞いていたのです。「余計なことを・・・。」と苦笑いしながら言うHさんは、自分でやらざるを得ないと腹を決めた様子。そして、「後で、どうやって縫うのか教えてください。」と言ったのでした。
宿題を終えた後、指導員にまつり縫いを教わったHさん。チクチクと針を動かし、玉止めをしていました!「あ~、いっつも玉止めがずれるんですよ!」と言いながらも、楽しそうな様子。縫い終わり、表に返してみると、ちょっと縫い目が出ていたけれど、なかなか上手に縫えていました。
これからも、自分のことは自分で!
15/06/03