6月27日
雨の予報だったお天気はだんだん変わり、27日の朝は曇りだったので、予定どおりに幾つかのことを行いました。
センターから見て、北側の山から流れてくる川の上流部では、現在、砂防ダムの建設工事が行われています。午前中、その現場を見に行くことに。実は昨秋の工事が始まる前、地方事務所林務課の方たちによる説明会と見学会に、留学生たちは参加しました。なので、継続園生たちは、比較をすることができるのです!
センターから少し坂道を上っていくと、現場責任者の方が待っておられ、説明と案内をしてくださることに。工事の看板には、どんなことを表記しなければいけないかを、わかりやすく教えてくださいました。
この箇所は、今でこそ砂利が敷かれダンプカーも通れる道になっていますが、昨年の秋頃は崩れており人一人が通れるくらいの幅でした。山側を削って修復したのだとか。
以前からある砂防堰堤が見えてきました。工事車両が出入りしたり、工事資材を運んだりするため、ここまでは道が大変良くなっていたので、あっという間に到着。
今 進められている工事現場は、もう少し上流部。ちょっぴり登山気分を味わえるような道を登っていくと・・・。
見えてきました!新たに砂防ダムを作るのではなく、これまでの砂防堰堤の壁の高さを2Mほど嵩上げする工事をしている途中とのこと。壁の下の方の補強工事はもう終わっていました。
工事用足場の上を恐る恐る歩きながら、下を見てみると、「ひゃぁ~!高い!」
非常に丁寧な説明をしてくださったので、初めて砂防ダム見学をした新入園生たちも、よくわかった様子。継続園生たちは、工事前と、随分進んだ現在の状態とを比べることができ、砂防ダムの必要性や重要性がさらにわかった様でした。
砂防ダム工事現場見学をした後 センターに戻った学園生たち。準備を整えて、次は田んぼへ。
田植えをしてから1か月が経ち、天候不順のためか例年より育ちが良くないように見えるものの、稲はしっかりと根付いていました。除草剤がよく効いて、田んぼの中の雑草はそう多くなかったので、5年生トリオだけが田んぼの中へ。そろりそろりと歩きながら、雑草を見つけると、根こそぎ抜いていきました。
5年生以外の6人は、田んぼの周りや、田んぼの端と畦の境界辺りに伸びている雑草を刈る作業を担当。刈り始めた時は、はりきって鎌を動かしていましたが・・・。
しばらくすると、このありさま。一人以外は、突っ立って休憩ばかりしたり、へたり込んでおしゃべりする子たちがいたり、ただ鎌を降り回しているだけの子がいたり。
昼食・休憩の後、もう一仕事して、終わりにしました。
夕食は、子どもたちが『げて焼き』とか『サバイバルたこ焼きゲーム』と名付けていましたが、『たこ焼き』でした。いわゆる『ロシアンルーレットたこ焼き』!
食べてみるまで、中に何が入っているかわからないので、ドキドキしながらたこ焼きを凝視。口に入れた途端、おいしさが口の中に広がり思わず喜びのポーズが飛び出す子、むせそうになるのを平静を装って耐える子・・・。
普通のたこ焼きや、ウィンナーとチーズ焼きなどは皆おいしくいただき、チョコレートやラムネ、グミなどお菓子が入ったものも、多くの子が喜んで食べていました。しかし、何やら非常に辛いものが入っていたとみえ、口に入れて数秒後、席を離れて口を押さえたり、のたうちまわったり、お手洗いに駆け込んだりする場面もありました。次は自分の番かもしれないと不安気な表情の子も・・・。何はともあれ、盛り上がり過ぎた夕食の時間でした!
15/06/29