10月18日
春に植えつけた苗がどんどん育ち収穫時期を迎えていたので、18日(日)の午前中に、”さつまいも掘り”をしました。
畝や畝間一面に生い茂った蔓を鎌で切り、マルチをはがして、株元を掘ると「あった!あった!」と歓声があがりました!
「わぁ!こっちの芋は白いよ!」と驚きの声も。春に3種類の苗を植えつけたのですが、これは干し芋用の”玉豊”という品種。
土を掘ってお芋が見えたら、傷つけたり途中で折ったりしないように、慎重に周りの土を取り除いていきました。でも、不注意で折ってしまったり、お芋の取り合いをしたりする子も・・・。
一通り掘り出したら、掘り残しがない様にスコップを使ってもう一度畝の外側から掘って確認。幾つかのお芋にはグサッとスコップを刺してしまい、傷をつけたり割ったり・・・。しかし、目を皿のようにして土を見ていた子たちは、少しでもお芋らしきものを見つけると「あった!」と言って、丁寧に掘り出していたので、無傷で収穫できたものも多かったです。芋蔓は、やぎの冬の食糧の一助にするので干しました。収穫した3種類のさつまいもは、日に干してから保存することに。収穫したてよりも、しばらく保存してから食べる方が、甘みが熟成されておいしいのです。食べる日が待ち遠しい様子の学園生たちでした!
さつまいも掘りの後は、岩倉の栗園へ”栗拾い”に行きました。時期的には遅いのですが、収穫祭の会食会メニュー案に”栗おこわ”があるので、田んぼで作ったもち米と、拾った栗で作れたらいいなということなのです。
各自、火ばさみやトングを手に落ちている栗を挟んで拾ったり、靴や長靴の底で いがを踏み広げて栗を取ったりしました。虫食いの穴が開いている栗を拾わないよう、よく見ながらの作業。つやつやしたきれいな栗が見つかると、嬉しいものです!
昨年も栗拾いをした継続生たちは、「あんまりないなぁ。」とか「虫食いだらけだよ。」と。確かに収穫時期が少し遅いので、干からびたようなものや虫食いのものなどが多かったのですが、熱心に拾っていた子たちのかごには、少しずつ栗が増えていっていました。
おしゃべりばかりしたり、腰が痛いとサボっていたりした子たちのかごの中は、すかすかでした。集中力が続かないので、栗拾いをしたのは30分ほど。センターに戻り、皆で拾った栗を合わせると8kg強!しかし、ぱっと見ただけでも穴の開いている栗や軽そうなものが結構入っていました。栗の皮を剥く時には、たくさんの栗虫に遭遇しそうな気がしますが・・・。
さつまいも・栗と、秋の味覚収穫体験ができ、楽しい時間となりました。
お昼までの小一時間は、やぎの冬の食糧集め。二手にわかれ、やぎの大好物のクズの葉を摘みとりました。
午後は、個人体験活動やまだ終わっていない宿題などをしていました。
15/10/20