干しいも・焼きいも
昨日(12月4日)から、センターでは1泊2日の体験留学を行っており、数名の参加者たちにいろいろなことを教えてあげる学園生たちの姿が見られました。
12月5日(土)は、一緒に干しいも作りの体験をすることに。
畑で育て、秋に掘った”玉豊”という種類の、干しいも用のさつまいもをまず、水で洗いました。大きいものもあれば小さいものもあり、洗えたら、だいたいの大きさにわけて、せいろへ。おいもの甘さを引き出すためには、ゆっくりじっくり蒸かすことが大事なのだそう。そこで、蒸かす時間を利用し、外で焼きいもをすることに。
林の中やセンター下の広場へ行き、すぐに薪拾い。前日に少し降り積もった湿雪がまだ融けておらず、乾いた薪を探すのは少々大変そう・・・。
雪遊びをしていた子たちもいましたが、一生懸命薪を拾った子たちもいたので、その薪をどんどん火にくべていき、大きな焚き火に。そして、熾きになるのを待ちます。その間に、洗った安納芋を新聞紙で巻き、水に浸してからアルミホイルで巻いておきました。しばらくしたら、熾きの中へお芋を入れ、後は放置。
そうこうしているうちに、せいろで蒸かしていた玉豊の、大きなおいもにもすっと竹串が刺さるくらいになったので、皆はセンターの中へ移動。手をきれいに洗い、「熱い!熱い!」と口々に言いながら、皮をむきました。熱いうちに手早く皮をむいたら、冷たい外気で冷ましました。
粗熱がとれたら、小さいおいもは包丁でスティック状に切り、中くらいや大きいおいもは1cmほどの厚さにスライス。凄く薄く切ってしまった子も・・・。
切ったおいもは、ざるや網の上に、重ならないように広げて置きました。1週間から10日ほど、干す予定。糖分が表面に浮き出て白い粉がふくような干しいもができるかどうか、楽しみです。
アルミホイルを開けてみると、焼き芋はこのとおり!お昼ごはんと一緒にいただくことに。とてもおいしくできていました!
15/12/05