今季 初スキーをしました!
1月17日(日)、お隣りの愛知県にある茶臼山高原スキー場へ、今季初のアルペンスキー活動をしに行きました。
高校受験を控える中3の2人は、皆が出かける寸前まで「行きたいです。」と訴えたり、「いいなぁ~。」と羨ましがったりしていましたが、センターでお留守番。小学生5人と中学生2人の活動となりました。
スキーブーツを履いて車に乗り込み、センターから30分弱で、スキー場に到着。ずっと降雪がなかったので、道路にも駐車場にも積雪はありませんでした。スキー道具を運び、トイレや休憩場所を確認したり、注意事項を聞いたりした後、準備体操をしました。そして、全くの初心者班と、経験者班にわかれて、講習開始。
初心者班3名は、ブーツの感触に慣れるため、平地でまず、スキーをつけずに歩いたり走ったりする動きから。そして、板の着脱の仕方、ストックの持ち方などを覚え、片足スキーで滑る感覚を身につけました。次に両足にスキーをつけて、歩いたり、ストックで漕いで滑ってみたり、方向転換したりする練習を。お天気が良かったので、これだけでもう汗をかくほど。「暑い!」と言いながら、頑張っていた3人。ここまではさくさくと進んだので、ベルコンに乗り、いよいよ緩斜面を滑ることに!しかし、先ほどまで練習していた平地とは違うので、斜面に対してどのように立つのかを考え、エッジを使うことをなおざりにした子たちは、転んだり後ろ向きのまま下まで滑っていってしまったりして、滑り始めるところからの練習ができず。でも、転んだりたくさん失敗したりしながら、体で覚えていくしかないので、気を取り直して、再度ベルコンに乗り、練習。プルークスタンスで真っ直ぐ滑り降り、平らなところまで行って自然に止まることが、練習開始から1時間ちょっとで3人ともできるようになりました。
一方、経験者班は早速リフトに乗って頂上へ行き、少しずつ滑り降りながら、足慣らし。昨シーズンの感触を思い出しながら、午前中のうちに何本か滑っていました。
昼食後、少し食休みをしてから、活動再開。初心者班は、転んだ時の起きあがり方を覚えた後、何度も何度もベルコンに乗り、プルークスタンスで滑り出しては決められた場所で止まる練習を繰り返しました。どんどん上達していき、「スキーって、楽しいね。」と子どもたち。練習している初心者班の横を、頂上からのコースを滑り降りてきた経験者の子たちが颯爽と通り過ぎるので、初心者3人も「早く、リフトに乗ってみたいなぁ~。」と言いだすように。
午後3時過ぎ。初心者班も念願が叶い、初リフト乗車。経験者の子たちも、続いて乗車。
全員、無事にリフトから降車。頂上に立ちました。「ここが頂上かぁ~。」「あっ!山がきれい!」と初心者の子たち。せっかくなので、遠くに見える南アルプスの山なみをバックに、写真撮影。この後、経験者たちは、滑る姿勢や曲がる時の体重移動を意識しながら、最後の1本を滑りました。
初心者3名は、一日練習したことを思い出しながら、この日最初で最後の頂上からのコースを滑ることに。広めのプルークスタンスでまっすぐに滑り、止まるということを繰り返しながら、降りていきました。途中では、大きなプルークや小さなプルークを連続し、スピードコントロールする練習も。少し急な斜面でも、誰一人臆することも転倒することもなく、滑り降りることができました。
板を外して、活動終了。人生初のスキー体験をした子たちは、「楽しかった~!!」と口を揃えていました。毎日の登下校やランニングなどで、足腰が鍛えられている山留生たちは、スキーがどんどん上達することと思います。今日のゲレンデは、一部 草がむき出しになっている山肌もありましたが、人口降雪機で降らせた雪のおかげで、辛うじて滑ることができました。今後は降雪予報がでているので、月末に予定している次回の活動日には、きっと滑走不可のコースもなくなり、もっとたくさん滑れそうです。
16/01/18