文芸祭に参加
今年度最後の農家生活を終えた学園生たちは、2月27日(土)にセンター入りし、修園まで、33期生で過ごす最後のセンター生活が始まりました。27日・28日に開催される売木村文芸祭に合わせて、お家の方たちが来園されるということで、学園生たちは浮き浮きしていました!
文芸祭には、個人と、保育所・小中学校・村のクラブやサークルなどの団体の展示作品があり、2日間自由に見ることができました。学園生たちも、学校で作った美術や技術の作品、習字などをたくさん出品し、大勢の人たちに見てもらいました。力作ぞろいでした。
28日午前には、冬季大学講座で、NHK相撲解説者でおなじみの 舞の海さん の講演がありました。会場は立ち見が出るほど大盛況!相撲取り現役時代の 舞の海さん は知らない学園生たちですが、TVCMに出ている人だということは知っていて、「私と相撲人生」というテーマでのお話をとても楽しく聞きました。中学生は、午後の芸能発表準備のために途中退席しなければならなかったのですが、その時間を忘れるほどめり込んで聞いていました。講演後、質問をしたり、握手してもらったりした小学生も。
午後には、この日に向けて練習を重ねてきた保育所・小中学校・各団体の芸能発表が行われました。小学4・5・6年の留学生たちは「上を向いて歩こう」の合唱を。途中、素敵な口笛演奏もありました。
中学生は、混声2部合唱で「絆」を発表。少人数でも、一人ひとりがしっかりと声を出していました。
中学3年生は、「Stand by me」をアカペラで披露。堂々と歌う、留学生のSさんとHjさんの姿が見られました。
学園生たちは、自分の出番でない時には、学校の友だちや村の人の演奏や踊りを熱心に見ていました。美しい踊りを披露された留学生受け入れ農家の母さんもいらっしゃいました!
プログラムは予定時間より少し早く、トリのひとつ前まで進みました。売木子ども太鼓 の出番です。留学生9名と地元の子たち5名の14名で、これまでに練習してきた”寄せ囃子”を披露。農家生活中は太鼓に触れておらず、前日のリハーサルで一度叩いたきりで迎えた本番でしたが、威勢よく発表できました。
2曲目は、子どもたちが大好きな”楽”。今年度太鼓の指導をしてくださった藍羽さんが作曲され、日本全国・アメリカなどでも演奏されている、打って楽しい太鼓。笑顔で演奏することは難しかったようですが、凛々しい姿で打ち、会場の雰囲気を盛り上げることができました!
16/03/01