4月23日
4月23日(日)、”農家対面のつどい”を行い、学園生たちは初めての農家入りをしました!
年間で100日を予定している農家さん宅での宿泊活動は、売木村 山村留学中の大切な体験。農家宿泊では、生活に内在する自然や文化に触れたり、家族生活や労働の体験をしたり、地域の行事や活動に参加したりしながら、農家さんと一緒に暮らすことで、子どもたちの心の中に”ふるさと”としての心情が育つことを期待しています。
前日の22日(土)、長いミーティングに臨み、農家生活のいろはを叩き込まれた学園生たちは、23日午後2時半から受け入れ農家さんたちと対面。学園生のご家族と職員が見守る形式で、つどいは始まりました。
農家さんの紹介に続き、学園生の自己紹介。一人ずつ、農家生活でやってみたいことや目標などを発表。
「あいさつをしっかりとします」「毎日手伝いをします」「整理整頓をしっかりとします」「テレビは1日30分までにします」など、”農家での生活のきまり”も読みあげ、全員でしっかりと確認しました。「言ったな。本当に、テレビは30分でいいんだな?」と笑いながら仰った農家の父さんのひと言に、一同爆笑の一コマも。
いよいよ農家割りの発表! 学園生たちは、発表される瞬間まで、自分がどこの農家さんにお世話になるのか、誰と疑似兄弟になるのか知りません。農家さんもまた、誰を受け入れることになるのか知らされていません。会場に緊張が走ります・・・。
今年度の受け入れ農家さんは、6軒。農家さんのお名前に続いて名前を呼ばれた学園生は、返事をして前に進み出て、農家の父さん母さんに挨拶をしました。
「よろしくお願いします。」と、正座で挨拶をしたら、父さん母さんの後ろに並び、家族となりました! 6軒に、同性同士2人ずつお世話になることに。発表が終わると、会場の張りつめた空気が和み、疑似兄弟の組み合わせの予想が的中したとはしゃいだり、意外そうな表情を浮かべたりしていた子どもたち。
つどいは30分足らずで終了し、のんびりする間もなく、衣装ケースや学用品、布団一式、棚などの荷物を農家さんの車やお家の人の車に運び、載せてもらいました。
初めての農家家族写真。
待ちに待っていた農家入りなので、子どもたちもてきぱきと動いていました。荷物の積み込みが終わったら、学園生も今回だけは農家さんの車に乗せてもらい、農家さん宅へ。学園生のお家の方々も一緒に、農家さん宅へご挨拶に。数十分後、子どもたちは退出される家族をお見送りし、農家の父さん母さんと、疑似兄弟姉妹との生活を始めました。
南一地区の農家さん宅でお世話になることになった子たちは早速、地区のお花見に参加させていただき、ご馳走をいただいたようです。
17/04/25