8月26日
21日に元気に帰園した学園生たちは、2学期初めての週末を迎えました。なかなか生活リズムを取り戻せない子もちらほら。荷物整理や部屋の掃除をしたあとは、”案山子作り”をしました。センターの田んぼや畑に立てるためというよりは、第5回案山子コンテストに出すため。
個人で作るか、グループで作るか、全員で作るかを相談したところ、全員で作ることに決定。どんな案山子を作りたいか一人ずつ絵に描き(数日前から真剣に考えていた子もいたようです)、最後まで男子と女子で意見が分かれたものの、投票してひとつに決まりました。案を採用された子が中心となり、話し合って作業を分担し、進め始めると、皆 責任をもって作っていました。骨組み担当の子たちは竹をのこぎりで切り、針金で固定。
室内では、案山子の頭部や着せるものの担当になった子たちが、奮闘していました。バランスのよい案山子を作りたいので、ある子をモデルにし、頭周囲や顔の長さを測ってから布を裁断し、立体的になるよう縫うというこだわりよう。
案山子にネクタイを締めることになったので、本物のネクタイを横に置き、赤い布を手縫いした子も。
お昼ごはんと休憩を挟んだあと、着せるものや小物が揃ったら、案山子に着せていきました。が、肉付きが悪く、もう一度 藁で肉付けをし直す場面も。
途中で、遊び始めてしまったりゴロゴロしたりする子たちもいたのですが、わりとスムーズに進み、夕方には完成。
皆で力を合わせ、楽しみながら作ることができた様です。
“じぇんとるまん”と名づけた案山子は、28日(月)に ふるさと館前の田んぼの畦にお目見えする予定!
17/08/26