売木村山村留学センター
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売木村の山村留学ブログ

4月22日

4月22日(日)、”農家対面のつどい”を行いました。2週間ちょっとぶりにお家の人に会えるし、初めての農家入りということで、数日前からわくわくどきどきを隠せなかった学園生たちでした。前日、長い長いミーティングに臨み、農家生活のいろはや約束などを教え込まれ、しっかりと覚えさせられた?学園生たちは、お昼過ぎから三三五五やって来られたお家の人たちと面会し、午後2時からは受け入れ農家さんたちと対面。
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つどいは、学園生のご家族と職員が見守る形式で始まりました。学園長さんのお話、受け入れ農家さんの紹介、農家代表さんのお話を、ちゃんと聞いていた子たちもいましたが、上の空だった子たちも多かった様な・・・。
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学園生の自己紹介では、一人ずつ、農家生活でやってみたいことや目標などを発表。「お手伝いをしっかりとしたい。」「同じ農家になった子の面倒をみたい。」「売木村に住む農家さんがどんな生活をしているのかを知りたい。」と、それぞれ緊張した口調で言っていました。
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続いて、「挨拶をしっかりとします。」「毎日手伝いをします。」「好き嫌いなく食べます。」「整理整頓をしっかりとします。」「時間を上手に使います。」「学校のことなど、なんでも父さん母さんに話をします。」など”農家での生活のきまり”11項目を全員で読みあげ、再確認しました。
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いよいよ農家割りの発表です! 学園生たちは、発表される瞬間まで自分がどこの農家さんにお世話になるのか、誰と疑似兄弟になるのか知りません。農家さんもまた、誰を受け入れることになるのか知らされていないのです。学園生たちも農家さんもどきどき! 緊張感を誇張して発表しようとするセンター長さんのコミカルな演技に、一同 爆笑した後、会場にはまた緊張が走りました・・・。農家さんのお名前に続いて名前を呼ばれた学園生は、返事をして前に進み出て、農家の父さん母さんにご挨拶。
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今年度の受け入れ農家さんは、5軒。昨年度も受け入れてくださっていた方たちです。
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父さんの前に正座をし、「よろしくお願いします。」と挨拶をしたら、温かい握手で迎え入れてくださった農家さんも。そして、父さん母さんの後ろに並び、家族となりました!
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父さんの後ろにいらした母さんにもしっかりとご挨拶。「よろしくね。がんばろう。」と声をかけて握手してくれた母さんに、安堵の表情を見せた子も。5軒に、同性同士2~3人ずつお世話になることになりました。
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30分足らずでつどいが終わると、会場の張りつめた空気が一気に和み、疑似兄弟の組み合わせや受け入れ農家さんの予想が外れたと、意外そうな顔つきをしていた子たちもいました。しかし、のんびりする間もなく、初めての農家入りをするので、衣装ケースや学用品、布団一式、棚などの荷物を農家さんの軽トラや車に運び、載せてもらいます。子どもたちがぼんやりしている間に、何だか、農家さんや学園生のお父さん方が動いて、てきぱきと手筈を整えてくださいました。
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荷物の積み込みが終わったら、学園生も今回だけは車に乗せてもらい、農家さん宅へ出発。待ちに待っていた農家入り。学園生のお家の方々も一緒に、農家さん宅へご挨拶に行き、小一時間後、子どもたちは家族をお見送りし、農家の父さん母さんと疑似兄弟姉妹との生活を始めました!
年間で100日の農家宿泊活動は、売木村 山村留学中の約3分の1を占める大切な体験です。農家宿泊では、生活に内在する自然や文化に触れたり、家族生活や労働の体験をしたり、地域の行事や活動に参加したりしながら、農家さんと一緒に暮らすことで、子どもたちの心の中に”ふるさと”としての心情が育つことを期待しています。

18/04/24

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