6月23日
センターの畑(ビニールハウス内)で育てている夏野菜の収穫が始まっています! ピーマン・ししとう・きゅうりなど。採れ始めたところなので、ひとり1本 きゅうりの丸かじりができるほど、一度にたくさん収穫できるわけではありませんが、適当な大きさに育ったものから順に収穫し、食材として使用しています。もう少ししたら、ミニトマト・なす・オクラ・露地栽培のスナックえんどうなども採れそう。楽しみです!!
“the 梅雨”というお天気だった6月23日(土)午後、畑と田んぼの草とりをすることに。お昼ごはんの食休みをしていたら、それまでは弱い降り方だった雨が強雨になったので、帽子・レインスーツ・長靴という出で立ちで畑へ。水やり以外の世話はほとんどしていない畑の、畝間には雑草がたくさん生えていました。2時15分頃から、じゃがいもを植えているゾーンの畝間をひとり一列ずつ受け持つことに。
水はけが悪い場所には、すでに水が溜まっていたので、初めから軍手ははめずに素手で雑草を抜きます。土がカチカチに乾いているよりは、むしろ根こそぎ抜きやすい状態。
割り当てられた列によって、すーっと抜けず千切れてしまう種類の草がいっぱい生えていたり、小さすぎて指でつまみにくい草ばかりが畝間を覆っていたりして、手こずる子たちもいました。しゃがんだ姿勢が辛いのか、開始早々、すぐに立ち上がって休んだり、うろうろしてサボったりする子もちらほら。
初めはおしゃべりしながら手を動かしたり、鼻歌交じりで草を抜いたりしていた子が多かったのですが、しばらくして自分の作業の跡を確認すると、まだのところとは一目瞭然。雨に打たれ、「寒い・・・。」と言いながらも、黙々と草を抜き続けていました。長靴の底で、短い雑草を踏みにじるというか、土を掻いて草を隠滅することに躍起になっていた子たちもいましたが・・・。1時間半ほどして、この日の畑の草とり作業は終了。続きは明日に持ち越し。
一度センターに戻り、靴下を脱いで裸足になって、濡れてもよい靴をつっかけて田んぼへ移動。田植え以降、あまり田んぼの様子を見に行っていなかった学園生たちは、分けつも進み株が大きくなっている稲に驚きながら、レインスーツのズボンを膝までたくし上げ、田んぼの中に入りました。稲を踏まないように、稲が植わっている列と列の間を踏み場とし、歩きながら、田の中に生えているヒエやオモダカといった雑草をとります。
背丈が高い雑草は見えて取りやすいですが、全員が一斉に田んぼに入り、担当の列を前進していくと水が濁って、小さな雑草は見えなくなってしまいます。なので、小さいものはあまり気にせず、田んぼの中を歩き回る作戦をとることに。八反どりよろしく学園生たちの足で水田の表土を浅くかきまわせば、少しは除草効果があるはず。
畑の草とりのようにしゃがみこんで作業するのではなく、田んぼでは前屈みになって草とり。腰を伸ばしながら「姿勢が辛い!」と言う子もいれば、「畑よりも簡単に抜けて楽!」と言う子も。イネゾウムシやイネクビボソハムシといった害虫が発生していることにも気がつきました。
初めに歩き始めた 稲の条間が終わると、次は株間も歩き、草を抜きました。田植えの時に、ガタガタに苗を植えてしまったところは、どこが列なのかわかりにくかったり、幅が狭くて稲を踏みつけてしまったりも・・・。1時間ちょっと、全員で頑張りました。雨や泥で汚れたものの、すぐに温かいお風呂に浸かり、すっきりした学園生たちでした。
18/06/23