売木村山村留学センター
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売木村の山村留学ブログ

8月26日

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8月26日(日)は、9時から畑作業に取り組みました。学園生たちが夏休みの間、短期留学の子たちが水やりや収穫・草取りなどを少しやってくれたものの、7月中旬に全体の草取りをしてから1か月半も経ったので、畑はジャングル状態!! そろそろ秋野菜の種を蒔きたい頃ですが、雑草が凄すぎるので、まずは草取りから。手で根こそぎ取れる草もありますが、今回は必要に応じて鍬を使い、できるだけ根から引き抜くことにしました。開始から45分ほどしたら中断し、車に乗ってりんご農園へ。
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“つがる”の木の所へ行くと、直径7~8cmくらいの実が生っていました。農園主さんから、除袋とシール貼りの作業方法を教えていただきました。
“袋かけ”は必須の作業ではなかったのですが、遊び心で、文字やイラスト入りりんごを作るための工程のひとつで、農園主さんの、学園生たちを楽しませる計らい。色づかせないように袋で日の光を遮断していたりんごが、ある程度の大きさになったので袋を外し、黒マジックで書いたシールを貼るのです。収穫時にそのシールを剥がすと、赤く色づいたりんごに、黒色で書いた部分は色づいておらず、浮きあがるというもの。
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7月中旬にかけた二重袋の外側の紙袋を外すと、内側の緑色の薄い袋が現れました。その袋を少し破ると、きれいな黄緑色をしたりんごが!! そのりんごの肩の辺りに、しわにならないようシールを貼りました。
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シールは、前日の夕方に書いたもの。学園生たちは「何て書こう?」と少し考えてから、できあがりを想像しながら思い思いに書いていました。毎年必ず”毒りんご”と書く子がいるものですが、今年もいました! 自分の名前やお家の人の名前を書いたり、”ありがとう”と書いたりした子たちも。
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乱暴に作業すると実が落ちてしまうので、丁寧に作業。一人2枚シールを準備してきたので、2つのりんごの袋を外し、シールを貼りつけ、緑色の薄い袋を被せ直しました。
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難しい作業ではありませんでしたが、りんごの肩にシールをしわなく貼るのが大変で、「しわしわになった!」とか「あ~、うまく貼れない!」と不出来を嘆いていました。
あと3日くらいしたら、緑色の薄い袋も外すのですが、3日後、学園生たちは農家生活中なので、その作業は農園がある南一地区の農家さん宅でお世話になっている3人が、学校の放課後に請け負うことに。そして、実の周りの葉を摘むなどして10日から2週間ほど経ち、色づいたら、つがるの収穫です!
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農園で、落ちたものや鳥に一部分だけつつかれたものなどで傷んだところを除けば食べられるりんごを、食べさせてもらった学園生たちは、「おいしい!」「うまっ!」「あま~い!」と笑顔。持ち帰る分までいただき、文字や絵入りりんごがうまくできるよう願いながら、りんご園を後にしました。
11時からは、畑の草取りに戻りました。9時に開始してすぐにやる気を失った子たちは、中断してりんご作業に出かける際、内心(助かった~)と思っていた様。草取りを再開しても、またか・・・なんていうため息が聞こえてきそうなだるい感が見え隠れ・・・。やる気がでなくても、無心になってひたすら雑草をきれいに抜き続ける子たちもいましたが、半数くらいは、さぼっているばかりでした。水分補給をしながらお昼まで頑張りました。
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午後は2時から畑の草取り再開。相変わらず座り込んでいるだけで手を動かさず、注意されてばかりいる子たちが多かったです。一方で、ちゃんと手を動かし、根こそぎ 草を抜き続け、目に見えてきれいにしていく子たちも。
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4時頃には、畑で収穫し冷やしていた”黄金まくわ瓜”をおやつに食べました! 初めて食べる子も多く、独特の芳香があり甘みが多いメロンのような瓜に「冷たくておいしい!」「甘いよ!」と、舌鼓を打ちました。
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おやつを食べて気分転換し、草抜き作業が捗ることを期待したのですが、そう簡単には運びません・・・。それでも、黙々と作業を続ける数名の子たちの力で、少しずつ土が見え、畑らしくなってきました。
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午後5時半。最初と比べると、見違えるほどに。
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畝間に蔓延っていた雑草も、できるだけきれいに取りました。しかし、ここでタイムアップ。鍬で耕し、畝を立て、秋野菜の種蒔きをするところまでは、辿り着きませんでした。ほぼ一日 草取りを頑張りましたが、さぼってばかりいた子たちの反省の弁も多く聞かれました。
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畑の隅で育てていたミョウガも、たくさん収穫できました!!

18/08/28

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