売木村山村留学センター
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売木村の山村留学ブログ

10月21日

10月21日(日)、卓球新人個人戦ということで、中学1年生のRyさんは早朝から出発。6時頃、センター玄関前の温度計は、4℃を指していました! 他の子たちは7時に起き、久しぶりに良いお天気なので布団を干し、荷物整理と部屋掃除をしましたが、大変時間がかかり、10時近くに…。
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それから、青りんごの代表品種である王林の収穫をするために、車に乗り込んでりんご農園へ行きました。農園主さんから、先月末から今月初めにかけて列島を縦断した台風24号の暴風雨で、多くのりんごが落下してしまったことは聞いており、学園生たちにも伝えられていました。しかし、楽観視していた子たちは、残り果が少なくて寂しいオーナー木を目の当たりにし、動揺を隠せない様子…。気を取り直して、まずは落下りんごを拾うことに。落ちて、少し打ち身やキズがあり傷みが早いりんごは、やぎのえさにするのです。「そうか、やぎのえさになるんだね。」と合点すると、一生懸命拾い出した子どもたち。
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「見て! りんごの花が咲いているよ!」と、狂い咲きの花を見つけた子が!! 周辺の木々を見渡すと、幾つか咲いていました。
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それから、暴風雨に耐えた王林の実をとることに。先月、つがるの収穫を体験し、とり方を知っているので、王林も同じように下から丁寧に持ち、上に持ち上げるようにしました。すると、軸のところからぽろっととれました!
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皆で取り掛かるとすぐに、手が届かない高い所に生っている実だけが残る状態に…。
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2・3人が脚立や集荷コンテナに乗り、枝やりんごを傷めないよう優しくもぎとる様子を、他の子たちが見守ったり、もぎとったりんごを下で受け取ったり、かごに入れたりするという構図になりました。オーナー木から、ひとつ残らず収穫。
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農園主さんが周りの王林の木に生っている実も収穫して持ち帰ってよいと言ってくださっていたので、引き続き、周りの木から収穫させてもらうことに。
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脚立を使わないと届かない高い所ばかりだったので、脚立を移動し、交代しながら、無理に引っ張らないようにもぎとっていきました。
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周囲を見渡して、実が残っている木を見つけると駆け寄り、「ここにもあるよ~!」と皆に知らせる子もいました!
多くの木からとらせていただいたうえに、落下りんごなのに、キズや打ち身がほとんどないように見えるものも拾ったので、かなりたくさんの量になりました。
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収穫作業が終わったので、一人ひとつ丸かじり! 皮は硬かったものの、香りも甘みも申し分なく、シャキシャキとした食感に、学園生たちは顔をほころばせていました。「うまい!」「甘くて、おいしい!」と、種以外全て食べ尽くした子たちも!!
幾つものかごにずっしりと入った王林を、皆で力を合わせて、車まで運びました。
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それから、村内のとある場所へ移動し、30分ほど、やぎの冬のえさ集めをしました。やぎが大好きなクズの葉はまだ青々としており、取りやすい場所だったので、皆 集中してとっていました。
午後は、収穫祭準備の時間でしたが、漠然とやり過ごしてしまった子たちも多く…。翌日からの農家生活中にも各自 収穫祭に向けてやるべきことをやらないと、次のセンター生活が大変なことになりそう!!

18/10/24

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