売木村山村留学センター
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売木村の山村留学ブログ

1月26日

1月25日(金)の夕方、センター入りしてきた学園生たち。巷ではインフルエンザが猛威を振るっているようですが、学園では今のところ体調不良の子はいません。
1月26日(土)、PTA行事の”どんど焼き”に参加しました。文化部に入っている中学生は練習があったので、適当な時間まで部活動に参加し、その後 どんど焼きに合流することに。小学生と卓球部に入っている中学生は、暖かい服装をし、学校の校庭に8時半までに着くようセンターを出発。書き初めを上着のポケットに忍ばせ、途中、岩倉地区の集荷場所に、学園の松飾りなどを運んでくれた子たちもいました。始めの会の後、各集落から集めてきた松飾りなどを、PTAの方々と一緒に一か所に積み上げてほんやり作り。しめ縄や飾りを友だちの体に巻きつけ、大相撲の横綱土俵入りごっこ?をして遊ぶ子たちや、達磨の底についているおもりを取り除くのに躍起になっていた子たちも。できたら、点火。どんど焼き開始です! 書き初めを燃やした小学生たちは、その炎が高く上がると、字が上達すると言われているので、燃え上がり方をしっかりと見届けていました。その後は、”はないちもんめ”などのレクリエーションをして楽しみました。大人たちは、火のそばで温まったり、火の管理をしたり。
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そうこうしているうちに、熾火になってきたので、家庭ごとにお餅を焼く準備開始。各家庭で工夫を凝らした餅焼き網が見られましたが、学園生分は、耐火煉瓦の上に網を設置する方式にしました。
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餅つき機で作った伸し餅を網の上に並べると、あっという間に焼けたので、お醤油や海苔・きなこ・あんこなどお好みの調味料をつけて、食べ始めた学園生たち。まだ11時ちょっと前だったけれど、この焼き餅がお昼ごはんとなるので、良い感じに焼けたものから、もの凄い速さで胃袋におさめていました。
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継続生たちは去年も参加したので、どんど焼きがどういう行事で、熾火でお餅を焼いて食べるということも知っていましたが、山留1年目の、地元でそのような行事に参加したことがなかった子たちは、初めての体験で、予想とは全然違うことにとても驚いていました。
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どんど焼きの火にあたったり、その火で焼いたお餅を食べたりすると、この1年 風邪などをひかず健康でいられるなどの言い伝えもあり、無病息災や五穀豊穣を祈る行事だということがわかったという子も。自分たちが作ったお米で作ったお餅を、外で焼いて食べると、いつもよりおいしく感じるのか、体の小さい小学生がなんと11個も食べたとか!! 地域の伝承行事に触れた後は、片づけをし、子どもたちは解散となりました。学園生たちは、腹ごなしにゆっくりとセンターまで歩いて帰りました。
午後は、全員 宿題をしてから文芸祭出演の練習をする予定でしたが、夕方の入浴時間頃まで宿題を済ませられない子たちがいたため、何もできずじまいでした。

19/01/28

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