売木村山村留学センター
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売木村の山村留学ブログ

2月3日

2月3日(日) 午前中、愛知県の茶臼山高原スキー場に、アルペンスキー活動に行きました。
学園スキー活動は2回目ですが、小学生は1月18日に学校のスキー教室があったので、今シーズン3回目。準備やスキー靴を履くのに手間取り、センター出発予定時刻に間に合わなかった子もいましたが、なんとか9時前にはスキー場に到着。準備体操をして、前回と同じく3班に分かれ、講習が始まりました。
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経験者グループ①の1班はすぐにリフトに乗り、上の方のコースを滑り始めました。経験者グループ②の2班はベルコンに乗り、緩斜面を何本か滑って足慣らしをしてからリフトに乗車。前回の滑りの感覚を思い出し、てっぺんから滑り降りながらいろいろな練習をしました。
初心者グループの3班は、平地でスキー板をつけた状態で足さばきを確認した後、ベルコンに乗りました。緩斜面に立ち、前回 練習したことをやってみたところ、小学生3人は学校のスキー教室で随分滑り込んだとみえて、難なくできました! しかし、中学生は前回、どうしても斜面の下向きにプルークスタンスを作れず、というか、エッジを上手く使えず、何度練習しても同じところで倒れてしまい、そのまま滑り落ちていき、立ち上がってもまた同じところで倒れてしまうことの繰り返しで終わっていたのでした。だから、初めは自力で滑り出すことや止まることができず、小学生たちが何度も待ちぼうけ状態に…。そこで、同じ緩斜面で、別メニューで練習することに。小学生たちは、曲がりたい方に視線を向けたり、荷重・抜重を意識したり、決められたところで曲がったりしながら、プルークボーゲンが自在にできるように練習。中学生は、プルークスタンスを作って滑り出し、大きく足を開いて止まるということを反復練習。倒れて滑り落ち、立ち上がって…をいやというほど繰り返しながら、1時間半ほど格闘の末、なんとか滑って止まれるようになりました!
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外は、スキーをしていても汗ばむくらい気温が高かったのですが、暖房が効いている休憩室で11時頃から休憩。おやつを食べたり、水分補給をしたりしました。
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活動再開。3班の小学生が 早くリフトに乗りたいアピール をしていたので、リフトの乗り降りの仕方を確認してから、とりあえず学園生全員で頂上へのリフト乗車。茶臼山高原スキー場での初リフト体験に、緊張しながらも嬉しそうな3班の子たちでした。
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活動開始時には雲ひとつない青空でしたが、午後には雨が降るという天気予報どおり、正午少し前には、雲に覆われてきました。それでも、南アルプスの山なみが遠くにはっきりと見えたので、全員で、スキー場の頂上にて写真撮影。
この後、班の入れ替えをし、1班は3人、2班は6人、1人はマンツーマンで練習することに。
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2班はレベルに差がありましたが、初中級用コースを少しずつ区切りながら、プルークボーゲンで滑りまくることに。滑る前に、それぞれ何かひとつ意識することを決めてから、一本ずつ練習していきました。
初めてこのコースを滑ったSmさんの滑り。少し急な斜面でも、大きなハの字を作って、落ち着いて滑ることができました。
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やはりこのコースを初めて滑ったSbさん。視線や荷重・抜重に加え、ストックの構え方も意識し、かなり上達したという自覚をもてた様。
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足首や膝をしっかり曲げ、ストックを持ち上げすぎないで滑るよう気をつけていたTaさんは、スピードコントロールもできるようになり、ボーゲンからターンに近づきました。
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前半に転び、落ち込んでしまったHyさんは、少し急な斜面を滑ることに恐怖心を抱いていましたが、いろいろ考えながらできるだけパラレルスタンスで滑っていました。
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Hoさんも初めて滑るコースでしたが、膝を曲げて滑ることを意識して、一生懸命練習していました。うまくプルークボーゲンができると、楽しい気持ちになったとか。
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どうしても左手のストックが上がってしまうHiさんでしたが、膝・足首をしっかり曲げて滑ることやお尻の位置を意識できるようになり、危なげだった滑りから安定したプルークボーゲンができるようになりました。
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前半も後半も、たくさんリフトに乗り、両スキーを揃えて滑れるように、いっぱい練習した1班の3人。途中、転落防止のために設置されているネットに突っ込んだ子もいましたが、怪我はありませんでした。少しだけパラレルターンができかけたり、どちらか一方だけパラレルターンができるようになったりしました。
マンツーマンで練習した子も、リフトに3回乗り、ゲレンデを滑り降りる中で、どうにかプルークファーレンで滑ったり、止まるべきところで止まったりできるようになりました。
全員、午後1時までしっかりと滑り、活動終了。さすがに疲れた様で、車で30分もかからない帰路で、深い眠りに落ちる子が多かったです。センターに着いてからは、片づけをし、遅めのお昼ごはんをたらふく食べました!
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この日は、節分。小学校では、2月1日に豆まき集会なるものが行われたそうです。福豆を食べた話を聞いたり、福豆を持ち帰った小学生を見たりして、羨ましそうにしていた中学生の1人から”福豆 食べたいアピール”があったので、午後3時半頃から大豆を炒ることに。焦げないように、重いフライパンをゆすり、菜箸でかき混ぜながら、じっくり時間をかけて炒っていた子。カリッとした歯ごたえのものを目指し、着ていたフリースの袖が少し焦げたことにも気づかないくらい真剣に炒っていましたが、黒く焦がしてしまった大豆の味見?つまみ食い?はたくさんしていた様な気が…。なにはともあれ、いい具合に福豆ができあがりました!!
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豆まきは省略し、全員 食堂に集まって食べることに。正しいお箸の使い方でひと粒ずつ、数え年の数だけ福豆をつかみました。そして、”福”を体の中に取り入れ、1年の健康を願うために、ぽりぽりと食べました。たくさん食べている大人を「いいなぁ。」と見る子もいましたが、炒り大豆の香ばしさや甘みをそれぞれよく味わうことができました!

19/02/07

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