3月5日
翌日から順次、お家の方がお迎えに来てくださって帰省することになっている学園生たち。3月5日が、全員で過ごす最後の日となりました。
そこで、夕方5時30分からは”修園賞をもらいましょう”というちょっとしたセレモニーを開くことに。まず、学園長さんから、お話がありました。
その後、名前を呼ばれた学園生は、舞台上に設置された”台”に乗り、学園長さんから修園賞を受け取りました。
学園長さんは、修園賞の文面を読みあげ、褒めたたえ、舞台の下から恭しく手渡してくださいました。
晴れがましい姿の学園生たち!
修園賞だけでなく、入園直後と修園間近にとった足型を並べて貼ったアルバムも全員に贈られました。
例年どおりに修園のつどいを行った場合は、一年を振り返り、一番の思い出や考えたこと・感じたこと・自分が成長したと思うこと・感謝の気持ちなどを大勢の前でスピーチしてから修園賞をもらうのですが、今回はスピーチがないので気楽だった様。中3生で山留5年目のYkさんも笑顔でした!
指導員たちからのメッセージを聞いた後は、修園賞を手に全員で記念撮影!
午後6時20分からは、3学期生まれの子たちの誕生日会&最後の晩餐会が催されました。食堂の灯りが消され、ろうそくに火をつけたフェイクケーキが登場! 今回祝福されるMrさんに、まずHappy birthday to youが歌われました。
次に、Ykさん。「ふーっ!」と、ろうそくの火を一息に吹き消すと「おめでとう!!」と拍手の嵐が!
続いて、皆でMhさんに歌いました。
4人めは、Hkさん。なんとか一息に火を吹き消し、口々に「おめでとう!」と言われ嬉しそうにしていました。
それから、焼肉大会が始まりました! 3~4人ずつでホットプレートや鉄板を囲み、お肉や野菜を焼き、どんどん食べることに。ブレーカーが落ちるアクシデントも発生しましたが、「次、何 焼く?」「牛肉にする? 豚肉にする?」「野菜も食べないと!」などと賑やかに進行。
しばらくたつと、同じ食卓についた人たちが1チームになり、4チーム対抗のジェスチャーゲームに参加しながら、焼肉を楽しむことに。実行委員のひとりが、声を出すことなくある学園生の出身地にまつわるものを身振り手振りで表現。チームごとに、それは誰かを考えて答えるというもの。盛り上がりました!
次に、実行委員による”売木クイズ”を4チーム対抗で。一年間 売木で過ごしても知らないことだらけ…ということが露呈したものの、初めて知ったことに感心する子どもたちでした。
それから、やはり焼肉を食べながら、ボールの中から引いた紙に書かれている事柄を行うゲームを全員でしました。”〇〇が〇〇に「来年度もよろしくね!」と、かわいく言う”とか、”〇〇から〇〇に、ひとこと”とか。拒否することはできません。
“〇〇が5年生全員に、感謝の気持ちを伝える”などというものもありました。和気あいあいとした時間が流れていました。
学園生たちは、ずっともぐもぐしたままだったり、お皿にとった焼けたお肉や野菜が全然減っていなかったり、ぽけーとしていたりする状態になってしまったので、焼くのは終了することに。実は、この豪華な食事をいただけたのは、学園保護者会からのご寄付のおかげ。感謝しながらおいしくいただき、食べ終わる頃には「もうしばらく、お肉はいいや…。」と言う子もいたくらい、満足な様子でした。保護者の皆様、どうもありがとうございました!
もうすぐ午後9時という頃になったので、実行委員の子たちが作ってくれたレアチーズケーキと、差し入れのスウィーツをいただくことに。先ほどまで「もう食べられないくらい、おなかがいっぱい。」と言っていたにもかかわらず、甘いものは別腹のようで「いただきま~す!」皆の笑顔があふれ、ほとんどの子がぺろりと平らげていました!
そして、学園テーマソング『道』を、かけがえのない一年をともに過ごした仲間と心をひとつにして歌うことに。聞いたことはあっても、まだ練習していなかったので歌詞を覚えておらず、しっかりとは歌えませんでしたが、なんとなく歌いました。
続いて、誕生日会実行委員たちから、3学期生まれの4人にそれぞれメッセージが手渡されると、嬉しくてすぐに見入っていました!
楽しい時間はあっという間。温かい気持ちのまま、学園生たちと大人たちが向き合って、「ありがとうございました。」と挨拶し、会はお開きに。
20/03/07