売木村山村留学センター
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売木村の山村留学ブログ

6月6日

6月6日(土)朝、売木みどりの少年団員である小学4・5・6年生は、延期になっていた入団式と植樹活動などが南信州広域公園で行われるということで、玄関でてんやわんや。ユニフォームに身を包み、「あっ、お弁当入れるの忘れてた。」「カッパもタオルも入れてない!」などと言いながら出発間際に慌てて支度し、道中走らないと集合時間に間に合わないくらいの時間に、センターから駆け出していった子も。森林の維持管理作業やツリークライミング体験・ホオノキのスプーン作りなどを楽しみにして、出かけていきました!
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一方、中学生3人は部活動の休日練習がなかったので、全員の布団を干したり、宿題を済ませたりした後、10時半から先週に引き続き、畑作業に取り組みました。主な作業は、先週はまだ定植するには小さかったけれど、この一週間で良い具合に育ったものを植えつけること。しかし、畝と畝の間に結構 雑草が生えていたので、草抜きから着手。単調な作業のため、すぐに飽きてしまう子もいましたが、根気よく根こそぎ雑草を引っこ抜き続けた子もいました。
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小一時間ほどで草抜きを終え、定植作業に移りました。初めに植えつけたのは、肉質がやわらかいので、歯がぐらつく人でも食べられることが名前の由来と言われている”はぐら瓜”。ポット苗を植えることはもう何度も経験済みなので、株間を100㎝とったら、すぐに植えてみました。
次に、さやの四方に翼があり、切ると断面が四角形だという”シカクマメ”の植えつけ。国内では沖縄などで栽培されるものだったそうですが、売木村でも育ち、収穫できるのかどうか、初挑戦! 期待を込めて、丁寧に植える3人…。
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それから、”スナックえんどう”の苗を株間も条間も30cmで2条植え。どの野菜の苗も手際よく植えつけたものの、約1か月前 畝を作った直後にマルチを張っておいたことが裏目に出た様。マルチには保湿効果がありますが、畝をたてマルチを被せる前に水分を含ませることをせず、乾いた土に直接マルチを張って1か月が過ぎたので、マルチの下の土はさらさらとしていたり、穴が開いていたり…。だから、根鉢の大きさの植え穴を掘ると、すぐに崩れてしまうことが多かったので、マルチに開けた穴から手を入れて、畝の表面を均すなどひと手間かけてから定植する必要がありました。
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定植予定だった苗を全て植えたら、化成肥料を少々施していきました。マルチに開けた最小限の穴から手を入れて破らないように、ひとつまみの肥料を根元から少し離して置くことが難しかった様。
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最後に、水やり。一度マルチを張ると、水やりは苗を植えた穴からしかできません。如雨露で一所に水をかける時間を長くしたり、マルチに開けた穴の中に如雨露の蓮の実を入れ、畝に吸水させるようにたっぷり水をやったりしていました。苗が定植された畝が並ぶと、曲がりなりにも畑らしくなりました! しかし、活着するまでは、水やりは不可欠なので、これからしばらくは根元にしっかりと水をやっていきます。
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水やりと並行して、ポットを洗って干し、片づけ。
お昼ごはんを食べ、布団を取り込んだ中学生たちは、午後はのんびり過ごしていました。

20/06/07

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