8月18日
8月17日(月)、お家の方の車や高速バスなどを利用して、学園生たちが帰村。2週間ちょっとの帰省でしたが、日に焼けて少し黒くなった子たちも。午後4時頃には全員揃い、各々荷物整理をして、これからのセンター生活に備えました。コロナ対策や熱中症対策をしながらの生活になりますが、とりあえず2学期の山留生活がスタート!
夜には、夏休み中の課題や、休み明けの持ち物のチェックをしました。終わっていない課題があったり、家に忘れ物をしてきたりした子は、20日(木)の2学期始業式に間に合わせるよう、あと2日で終わらせたり、葉書を書いて忘れ物を送ってもらったりすることに。
18日(火)は9時頃から、畑の草とりに精を出しました。前回 草とりをしたのは1か月以上も前…。目も当てられない状態になっていたうえに、学園生たちの帰省中にはほとんど雨が降らなかったので、畑の通路にはひび割れが!! とにかく、通路をきれいにすることにし、一列ずつ取りかかりました。
しかし、土が固すぎて雑草が抜きにくかったので、それぞれ使いたい道具を使うことに。ほとんどの子が倉庫に備中鍬を取りに行き、畑の通路の土を掘り起こしてから、雑草をとるようにしていました。
ただひたすらに黙々と草をとり続け、取りかかった列をきれいにできたら、次の列に移動する子もいれば、最初に担当した列に座り込んで手を動かさない子も…。
各自、適宜水分補給をしながら、正午まで作業を続けました。やった分だけ結果が目に見えてわかるので、どんどん進めることができた子たちも。
昼食・長めの食休みの後、午後3時前から畑の草とり再開。一通り草とりが終わったら、ちょっとだけ川遊びをしようと、お風呂の準備をし、川へ直行できるようにしてから畑に出てきた学園生たち。早く冷たい川に入りたい!という気持ちで、ちょくちょく水分補給をしながら、雑草と格闘していました。相変わらず、休憩している時間が長い子たちと、無心に地道に作業を続ける子たちがいましたが…。
再開から1時間半が経ち、あと15分ほど集中してきれいにしてしまおうということに。雑草が残っている所や、初めに担当した列がまだ終わっていない子を手伝うなどし、初めの酷い状態の畑と比べると、見違えるほどになったので、草とりは終了。
午後4時半、鍬を片づけ、長靴からアクアシューズに履き替え、センターのすぐ近くを流れる岩倉川へ!
しかし、しばらくの間、誰も川に浸かろうとせず。結局、指導員に水をかけられたりびしょ濡れにされたりした子たちが、陸上で見ていた子たちを順番に川に引きずり込もうと企み始め…。
捕まえられ、川でずぶ濡れになった子もいましたが、抵抗したり、どんどん山の方に逃げ惑ったりする子も。畑の草とりはとても暑かったから、一刻も早く冷たい川に飛び込みたかったのではなかったの?と不思議に思われました。
観念し一度川に浸かると、全員 楽しくなったようで、岩の上から飛び込んだり、水深のある所で泳いでみたりと、歓声をあげながら水遊びに参加!
ターザンごっこができるように、木にロープをかけている所もあります。そこで、2~3人は、ターザンロープにつかまって遠くへ飛び、手を放して、川の中へ上手に着地するという遊びに挑戦! チャレンジしてみたいのだけれど、どうしてもできず、他の子たちが岩の上から飛び込むなどして遊んでいる間中、岩の上でずっとロープを握ったまま過ごした子も…。
「寒い!」と言って、川からすぐあがっていたのに、「そろそろ帰ろう。」と言われると、「もう一回、飛び込んでから!」「私も!」「僕も!」と目一杯遊んでから、センターへ。「明日も川遊びしたい!」という声もちらほら。靴を洗って干し、そのままお風呂へ直行し温まりました!
20/08/20