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売木村の山村留学ブログ

5月2日午前

5月2日(日)の午前中、翌日の味噌作りに備え、材料の乾燥大豆20kgを洗いました。洗い方を全員で確認した後、厨房のシンクを3つ使い、3人ずつ洗ってみることに。

水をはったボールの中で、一人当たり ザルに入れた大豆1.5kg強をガシャガシャ洗い、水をかえ、汚れを取り除きます。水かえ一回目の時には、汚れや油が出てきて水が濁ったので、大豆が見た目以上に汚れていることに気づいたり、泡立つことに驚いたりしていました!

12人が順番に、水が透明になるまで大豆をしっかり洗ったら、食品庫に設置した たっぷりと水をはった2つの樽の中へ。国産(長野県産)大豆は上質で、虫食いや欠けているもの・変色しているものなどがほとんどなかったので、程なく終了。翌朝までに、大豆は十分に吸水し膨張するはずです。

その後11時から約30分間、よもぎを採ることに。5月5日(水)のお昼に『草もち』を作って食べる予定で、少し早いですが、おもちにつき込む もち草(よもぎ)を採る必要があったからです。また、より一層よもぎの風味を楽しめるように、もち米によもぎの茹で汁を吸水させてから蒸す計画だったからです。

辺りにたくさん生えているよもぎの若芽や若葉は、今がまさに採り時! 一人ずつかごを持っていき、摘んでもよかったのですが、同じ農家の擬兄弟姉妹となった 二人ないし三人でかごを一つ持ち、30分集中して採りました。

よもぎはそこら中に生えているものの、変色している葉を採らないようにするのはもちろんのこと、できるだけ下の方ではなく上の方の若芽だけを摘み取り、葉を摘む場合でも茎は硬いので柔らかい葉の部分のみを採るようにします。新芽の閉じた部分に、虫の卵がある場合もあるので、よく見て採らなければなりません。目ざとく摘んでいく子もいれば、良い部分をなかなか見つけられず、「全然ない…。」と言いながら、摘む場所をどんどん変えていくだけの子もいました。

11時30分を知らせるチャイムが鳴り響くと、三々五々センターへ戻ってきた学園生たち。農家ペアやトリオで集めてきたよもぎを一応計量してみました。ほんの少ししか集めなかった子たちは、いろいろな言い訳をしていましたが、ほとんど一人で120g強 採取していた子も!! そして、皆で摘んできたよもぎに混じった虫や枯れ草などのごみを取り除き、水で洗うところまでを行いました。

21/05/13

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