4月11日
今日は、きのこ(ナメコとシイタケ)の植菌活動を行いました。まずはミーティングできのこがどのように栽培されているのか、そもそもきのことは何か?など様々な話を聞き、ここ売木村では昔からシイタケ栽培が盛んだということも知り、活動に臨みました。今回のような原木栽培の場合、ホダ木と呼ばれるそれぞれのきのこに合った木に穴をあけ、きのこ菌が詰まった種駒を打ち込んでいきます。
早速、班ごとにわかれて作業に取り掛かります。植菌用のドリルを使い、原木に穴をあけていきました。
中には初めてドリルを使う子もおり、最初は慣れない手つきでしたが作業が進むにつれ、どんどんとテンポ良く穴をあけられるようになりました。
全ての種駒を打ち込み終わったら、仮ぶせするために日陰部分にホダ木を移動し積み上げました。
その後昨年植菌したホダ木をセンター前の林の中にある「ホダ場」に持っていきます。ホダ場はその名の通りホダ木を置いておく言わばきのこの畑のような場所です。
一本一本が重たい木でしたが、みんなで協力して運びました。
ホダ場には過去の山留生たちが種駒を打ち込んだホダ木がおいてあり、シイタケの収穫も行いました。
きのこ菌が木の栄養を取り切るまで、きのこは出てきます。多少時期は早かったのですが、結構な量が採れました。
今回植菌したシイタケ、ナメコを収穫できるようになるまでは約2年。すぐに食べられるわけでは無いので、残念がっている学園生もいましたが、「未来の山留生のため!」と心を込めて作業を行っていました。
21/05/01