売木村山村留学センター
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売木村の山村留学ブログ

6月5日

6月5日(土)、売木みどりの少年団員である小学4・5・6年生は、入団式と植樹活動などが南信州広域公園で行われるということで先日配られた団服を着て留学センターを出発し、集合場所のぶなの木に向かいました。

学校のお友達も合流し、バスで南信州広域公園(星の森オートキャンプ場)に向かいました。キャンプ場より徒歩で村有林に移動し、今回は3年前に行われた長野県植樹祭で植樹したヒノキの補植の作業をしました。森林組合の方に作業方法を教わり、1人7~8本ずつ丁寧に植樹しました。

午後はキャンプ場に移動し、ツリークライミング体験とキハダの木を使ったバターナイフ作り体験をやりました。やすりをかけてツルツルに仕上がったバターナイフをみんな持ち帰ってきました。

中学生5人も部活動に行っていたので、午前中 センターに残っていたのは小学3年生ひとりでしたが、午後は、その6人で畑作業に取り組みました。主な作業は、先週はまだ定植するには小さかったものの、この一週間で定植できるくらいに育った苗や、他所からいただいた苗を畑の畝に定植すること。

初めに植えつけたのは、かぼちゃの苗とズッキーニの苗。ポットに種をまいたものの発芽率が悪く、一人一苗植える分しか育っていませんでした。しかし、ポット苗を植えることはもう何度も経験済みなので、株間を100㎝ほどとったら、適当な植え穴を掘り、ポットから苗を抜いて丁寧に植えました。それから、葉が焼けないように敷き藁を施しました。さつまいもの苗を植えた時に、敷き藁も経験済みなので、それぞれ考えながら手を動かしていました。

次に、さやの四方に翼があり、切ると断面が四角形だという“シカクマメ”の苗の定植。国内では沖縄などで栽培されるものだったそうですが、昨年、学園の畑で育ててみたところ幾らか収穫でき、非常においしかったので、今年度も! 5つの苗がちゃんと育ち、花が咲き 莢が大きくなるよう、露地ではなくビニールハウスの中に、期待を込めて植えました!!

それから、さつまいもの苗の定植を。以前、マルチをはった高畝に苗を植えつけましたが、今回は露地に作ったマルチを被せていない畝。草とりを頑張らないといけないかもしれませんが、さつまいもは痩せた土地でもよく育つので、活着するよう祈りながら植えていた6人。しかし、植え方がいい加減すぎて、苗を軽く引っ張ると簡単に抜けてしまい、手直しする必要があったものも。

続いて、ヤーコンの苗の植えつけ。ヤーコンを知らない子が多く、苗を手に取り、説明を聞いてから、株間60~70㎝を測りました。どんなふうに育つのか想像しながら、ポットから苗を抜き、掘った植え穴に入れ、根鉢の表面と畝の面が同じくらいになるように植えつけました。最後に定植したのは、肉質がやわらかいので歯がグラグラしていても食べられるという意味だとされている“はぐら瓜”。他の野菜の苗と同様に、株間を測り、ほとんどの子は手際よく植えつけていきましたが、飽きてしまったのか積極的に定植しようとしない子も…。

この日植えられる苗を全て植え終えたら、水やり。マルチをはった畝に定植した苗には、マルチに開けた穴からしか水やりができないので、如雨露で一か所に水をかける時間を長くし、畝に吸水させるようにたっぷり水をやりました。ほとんどの畝に定植された苗が並ぶと、曲がりなりにも畑らしくなりました! しかし、活着するまで水やりは不可欠なので、これからしばらくはしっかりと水やりをしていきます。

水やりと並行して、ポットを洗い、干して片づけました! 畑作業は1時間半ほどで終了。

21/06/17

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