6月25日
6月25日(金)は第2回学校開放日でした。2・3校時には“売木なかよし交流会”を、4校時には通常の授業を参観することができました。
なかよし交流会には、小中学生のお家の方だけでなく、保育園の子たちも参加。(新型コロナウィルス感染拡大防止のため、残念ながらデイサービスのお年寄りの方たちとの交流は見合わせられましたが。)小学6・2年生、小学5・1年生、小学4・3年生、中学生が出店していて、小中学生たちは出店の担当もするし、お客さんにもなっていました。前半に出店を担当する子たちは、後半に出店をまわり、前半に出店をまわった子たちは、後半は出店を担当。出店を巡る時には、保育園児から中学生までで構成された数人の縦割り班で行動。
後半の、小学4・3年生のお店“箱の中身 何かな?”。山留生の一人は、お客さんにわかりやすくゲームの説明をし、楽しんでもらっていました!
中学生の出店は“感覚オリンピック”。その場で5回転した後、目をつぶり 所定の位置で30秒間足踏みをして、どのくらいずれたかを測定するというものと、30秒間でブロック(積み木)を幾つ積み重ねられるかというもの。参加した後には、金木犀の香りがするキャンドルを景品でもらうことができました。
前半に一緒にお店をまわった保育園児たちが退屈しないように、お話したり、ブロックで遊んだりしてあげる中学生の山留生もたくさんいました!
小学5・1年生は、サイコロを振って、出た目に従って床に並べたフープを人がコマになって進んでいき、上がりに近づいていく“すごろく”を、お客さんに楽しんでもらえるようにしていました! もちろん普通のすごろくの様に、「2マス戻る」とか「もう一回サイコロを振る」といった指示があったり、輪投げ・割り箸落とし・ボウリング・的当て・段ボールフリスビー・リンボーなどにチャレンジしなければならなかったり。ゴール地点に到達すると、写真撮影コーナーもありました。お客さんに楽しんでもらえるよう説明したり案内したりする5年生の山留生と、一緒に出店を回る保育園児に優しく声をかけ、手を引く山留生の姿が見られました!
小学6・2年生は、体育館の用具庫で“おばけやしき”を催していました! 気味悪い写真や怖い写真、人体模型などが飾られ、不安をかきたてる音楽が流れる中、不気味なお化けが近づいてくる…という、大の男も怖気づいたり、絶叫したりするほどのできばえ。お化け役の山留生の演技力がピカイチだったとか…。恐怖体験から解放され、真剣に景品を選ぶ山留生の姿も。
楽しい時間はあっという間に過ぎました。これまで時間をかけて準備をしてきて、来てくれた人たちも自分たちも楽しむことができ、また交流もできて、大満足の子どもたちでした!
4校時、小学3年生は、算数の授業で“一万をこえる数”の学習。前回の授業の復習問題に挙手をして答える山留生の姿がありました!
小学4年生の教室でも、算数の授業が展開されていました。垂直・平行と四角形について、真剣に学習していました。
お隣の小学5年生の教室では、担任の先生と中学の社会科の先生のティームティーチングによる社会の授業が行われていました。参観日ということで保護者や指導員に、自分たちで調べて模造紙にまとめた“北海道などの寒い土地の暮らし”や“沖縄県などの暖かい土地の暮らし”について発表。それぞれ、文字の大きさや色の使い分け・レイアウトなどを工夫して模造紙にわかりやすくまとめたり、クイズ形式を取り入れ 聞き手参加型の発表をしたり、調べて分かったことをしっかり伝えようと はきはき話すよう努力したりしていました!
理科室では小学6年生が、担任の先生と中学の理科の先生のティームティーチングによる理科の授業中でした。一人一匹ずつイワシをもらい、解剖。「これは、何?」とか「これは腸だね。」などと言いながら、呼吸をするエラの仕組みを学習したり、食べ物の通り道を確認したりと貴重な体験をしていました!
中学1年生は、英語の先生とALTの先生による英語の授業を受けていました。2チームにわかれ、得点を競い合いながら、疑問詞の5Wの学習を楽しんでいました! 自由に発言したり歓声をあげたりと、和気あいあいとした雰囲気でした。
中学2年生の4校時は、美術。完成した石膏像(胸像)のデッサンを廊下に貼り出して鑑賞し、自分の作品についての感想を述べたり、他人の作品の良いところを発表したりしていました。格闘の跡が残っていたり、陰影をしっかり描いていたりして、力作揃いでした!
売木小中学校に通い始めて約3か月になる一年目の山留生たちも、すっかり溶け込んで、毎日楽しく学校に通い、勉強したり遊んだりしている様子がよくわかりました。
21/06/29