6月6日
小雨が降るなか本日は、売木村でリンゴ農園を営んでいる伊東さんの所に伺い、リンゴの摘果作業を体験させていただきました。
摘果作業とは、栄養がいきやすいように一つの場所から複数の実がなっているリンゴを一個だけ残す、いわゆる間引き作業です。花の段階で間引く『摘”花”』もありますが、伊東さんの農園では気温の関係で実が付いてから行っているそうです。
ハサミを使ってパチパチと親指の先ほどの大きさの実を切り落としていく作業は、何とも言えない爽快感があり「そろそろ終わるよー」と声をかけられても「この枝の分が終わるまで・・・」と尾を引く楽しさがありました。また「あっ、ここにもある・・・あっ、ここにも・・・」と、もはや無限にリンゴがあるのではないかと思ってしまう程の数があるため「これ全部手作業でやるんですか!?」と伊東さんに思わず質問した学園生もいました。
摘果した実はどんな味がするのか?という素朴な疑問から「食べたい食べたい!」という声が・・・
何人かの学園生と一緒に「せーのっ」で食べてみると・・・
この表情。まだまだ渋かったようです。
最後は伊東さんからお饅頭の差し入れを頂き、みんなで食べることに。センターから農園まで歩いて6km弱。お腹の減っていた学園生はペロッと食べていました。
「ありがとうございました!ごちそうさまでした!」
1時間ちょっとで作業は終了。ここからの仕上げ摘果などの作業は伊東さんにお願いして、学園生が次回行う作業はリンゴの収穫です。
21/06/18