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売木村の山村留学ブログ

12月19日夜

午後5時半から、2学期中にお誕生日を迎えた人たちを祝う誕生日会が開かれました! 1・3学期生まれの子たちが実行委員となり、少し前から相談し計画を練っていたのです。

まずは、夕食。食堂で“焼き肉”を楽しむことに。コロナ禍でこれまで控えてきた 4~5人ずつホットプレートを囲むスタイルの食事に、ハイテンションになる学園生たち。準備されていた牛肉・豚肉・鶏肉・羊肉・鹿肉などのいろいろな部位や野菜を焼き、焼けたものから次々に食べていきました! ごはんはセルフ方式でしたが、多くの子が最初によそい、お肉と一緒に食べていました。

普段の食事の時も会話は控えめにしていますが、お肉や野菜を焼きながらどんどん食べていかないといけないので、会話を楽しみながら食べるというよりは、皆 フードファイターのような食べっぷり…。しかし、しばらくしてお皿に、次から次へと焼けたお肉が置かれ、てんこもりになっていても、なかなか食べて減らそうとしない子たちや、明らかに食べる勢いがなくなり、箸が止まる子たちも。励まされたり、底なしの胃袋を持つ子に手伝ってもらったりしながらの食事中、並行して、ペア対抗で水平思考クイズを楽しむことに。皆、一応 耳を傾けたり質問をしたりしていましたが、お肉を食べるのに忙しく、集中していなかったので、出題者が何度も「皆、考えてください!」と言わなければならないほどでした! また、全員を2チームにわけ、風船に貼りつけたガムテープをはがしていくゲームでは、ハラハラドキドキしながら盛りあがりました。口々に「大丈夫かな?後でケーキも食べなきゃいけないのに…。」「おなかいっぱいだけど、ケーキは別腹だから!」などと言いながら、2時間半ほど焼き肉を食べ続けました。そして、たくさんあったお肉も野菜もほぼ全てを食べ尽くした食卓と、そうではない食卓がありましたが、皆 おなかがはちきれそうなくらいの満腹感となったので、食事終了。一旦、食卓の上を片づけました。

焼き肉後に残る強烈な臭いが充満する空間になってしまった食堂で、引き続き 誕生日会。食卓の上には、ケーキやお菓子・炭酸飲料、いただいたスウィーツやジュースなどが所狭しと並べられ…。そこに、ロウソクの立てられたフェイクケーキが登場!! 電気を消して、2学期生まれの4人に一人ずつ順番に、皆でHappy birthday to youを歌った後、ロウソクの火を一息に吹き消してもらいました。「おめでとう!!」と拍手が沸き起こり、続いて 2学期生まれの大人たちも歌ってもらったり火を吹き消したりして、子どもたちに祝ってもらいました。
それから、フェイクケーキではないケーキを「いただきま~す!!」実際にいただくのは、炊飯器で作ったプレーンケーキ(りんごジャム添え)・ココアケーキ・抹茶ケーキの中から一種類。ケーキ作り担当の子たちが前々日から一生懸命作り、かわいらしいトッピングを施したもので、祝われる子たちから食べたいものを一つ選びました。

“甘いものは別腹”の、別腹は本当に存在するようで、先ほどまで「もう無理。」とか「食べられない…。」とか言っていたのが噓のように、祝われる子たちも祝う子たちも笑顔すら見せながら頬張っていました! ペロリと平らげたほか、飲み物を飲んだり、いただいたスウィーツやお菓子にも手をつけたりした 健胃の持ち主も!!

ケーキなどを食べながら、腹ごなしではないけれど皆で“都落とし”というゲームもしました! ボルテージが上がり、時間を忘れて楽しみましたが、時間は21時を過ぎており、そろそろお開きの時間に。おなかがいっぱいで苦しかった子たちも、実行委員の子たちが作ってくれた結構大きなケーキは「おいしい!」と言って食べきりましたが、もうおなかに入らないスウィーツは、翌日の朝食のデザートに回すことに…。おなかも心も満たされすぎた後は、実行委員たちからお誕生日の人たちへ、寄せ書きが贈られました。

手渡された画用紙には、皆からのメッセージが書かれており、受け取った4人は嬉しそう!! 大切にしようと思った子もいた様です。
これから一年の抱負を聞かれた4人は、少し考えてからそれぞれ述べていました。4人プラス大人をまとめての誕生日会になりましたが、9歳・11歳・13歳・14歳になった皆さん、おめでとう!! 素敵な1年になりますよう。

21/12/19

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