3月4日
３月４日(金)には、学園生たちが通う売木小学校の学習発表会と、中学校の職場体験発表会が行われました。もともとは２月４日の第４回 学校開放日に行われる予定でしたが、新型コロナウイルスまん延防止等重点措置が適用されていたので延期になっていたのです。マスク着用・消毒などコロナ対策をして、午前中に発表会のみの学校開放となり、保護者(受け入れ農家さんを含む)のみ参加することができました。
１・２校時は、音楽室で、中学1・２年生の職場体験発表会。１１月末に“星の森オートキャンプ場”や“こまどりの湯”で体験させていただいた仕事の内容や感想、気づいたこと、これからの学校生活に活かしたいことなどを一人ずつ発表していました。それぞれに貸し出されているノートPCを使って、作った資料を見せながら、これまでの自分とこれからの自分についても発表。５名の学園生たちは、恐らく今まで明かしたことがない 幼少期や小学生の頃を振り返った内容を話し、６名の地元の子たちの共通する思い出を聞いて驚いたり面白がったりしていました!
また、好きなことや興味があること・得意なことなどを自分で明らかにし、進学・就職・結婚・生きがいなど将来の進路について、現在考えていることをしっかりと発表! 伝わる話し方ができる学園生もいました!!
小学生たちは、３・４校時に講堂で学習発表会を行っていました。トップバッターの５年生は、体験したお米作りの流れを、劇や、クイズを出題し 会場の人たちを巻き込んで発表。３人の学園生たちも、しっかりと役割を果たし、会場を盛り上げていました!
学園生が1人いる ３年生は、国語で習った“きつつきの商売”の音読劇を披露。登場する動物がしたことや気持ちが伝わるように、大変上手に読んでいました! また、3年生になって習い始めたソプラノリコーダーで、数曲 演奏。練習してきた成果を発揮!
やはり学園生が1人いる 4年生の出番。国語で習った“プラタナスの木”というお話と、10月に行った長野社会見学を組み合わせた劇の発表でした。学園生も、大きな声で台詞を言ったり、楽しかった社会見学の感想を述べたりしていました!
2人の学園生がいる6年生は、ニュース番組仕立ての劇を発表。11月の社会見学(伊那)のことや、自分たちで制作した売木のPRビデオを盛り込み、一人で何役もこなしたり、ユーモアのある内容だったりして、さすが6年生という感じでした!
どの学年も、今までの学習の成果をしっかりと発揮した素晴らしい発表をしていました! 学園生たちは最後の農家生活を終え、明日(3月5日)、今年度最後のセンター入りをします。来年度、地元へ戻ることを決めた学園生たちが売木小中学校に通える日数は、残り10日をきりました…。
22/03/06