3月6日
3月6日(日)には、2月27日(日)に展示作品の見学のみという形で開催された 売木村文芸祭の、芸能発表の収録が行われました。この日に、新型コロナウイルスまん延防止等重点措置が解除され、文化交流センターぶなの木のステージを利用できるようになったからです。今年も新型コロナ感染予防の観点から、収録での発表となり、発表はケーブルテレビで後日放送される予定。
和太鼓演奏をする売木子ども太鼓のメンバー(学園生12名と村の子6名)は、午後2時に ぶなの木 の図書室に集合。まず、藍羽さんと愛芽さんに、一人ずつ衣装を着付けてもらいました! どんぶり・股引・法被・鉢巻・帯といった衣装を身につけるのは、実は今年度 初めてのこと。
格好よく見えるようにしてもらいました! 順番に着付けていただき、気持ちが引き締まる様子の子もいれば、リラックスして収録の時間を待つ子たちも。
衣装を身にまとったメンバーたちは、藍羽さんのお話を聞き、気持ちをひとつに。そして、午後3時より少し前に、ステージのある部屋へ移動し、粛々と準備を進める子どもたち。
編集なしで放映されるということで、リハーサルで二曲打った後、曲と曲の間の転換をスムーズにするために、ステージやひな壇にバミリを貼りました。そうこうしているうちに持ち時間は20分を切っており、本番に何テイクも録る時間は残されていませんでした…。通し録りなので、泣いても笑ってもチャンスは一回! 一曲目に演奏する“楽”の太鼓配置をし、子どもたちはスタンバイ。仕切り直し、一発必中の気持ちで演奏開始。大きな掛け声を出しながら楽しそうに、一番手・二番手・三番手が打ち…、全員で一緒に打ちあげる最高潮に達しました!
続いて、“三宅島神着木遣太鼓”の演奏です。MCが曲紹介をする間も、格好よく待つ子どもたち。
全員同じタイミングで立ち上がり、勇ましく構えます。まずは、木遣り唄から。
どの子も、声を振り絞って唄っていました! その後、「ワッショイ!」「ワッショイ!」と掛け声をかけ合いながら、定位置につき、横にした太鼓の面を打ち込んでいきます。
三人でひとつの太鼓につき、上打ちをする・地打ちをする・待ちで掛け声をかける ということを二巡。上打ちをする時は、腰を低く落とし、全身を使います! 腕をピシピシと動かしながら、一打一打、しっかりと良い音を出していました!
地打ちもバラバラにならないよう、心をひとつにして打っていました。
もうすぐ打ち止めることを知らせる木遣り唄を挟み、
太鼓の両面を、早打ち。終始、大きな掛け声!!
最後のポーズを決め、バチをカチャカチャならさないようにそっと持ち直し、「ありがとうございました!」と言った後、お辞儀。非常に美しいお辞儀でした!!
通し収録が終了し、緊張から解放された子どもたちは、衣装の凛々しい姿で、記念撮影。
子どもたちは精一杯演奏し、少しくたびれた様でしたが、片づけや着替えをして、藍羽さんからありがたいお話を聞き、午後4時すぎに解散しました。
22/03/07