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売木村の山村留学ブログ

9月11日・12日

9月11日(日)は、センターで飼っているやぎの冬のえさ集めをしに出かけました。8月末に一度 活動をしたので、今回は2回目。

前回と同様に服装を整え、一人ひとつかごを持ち、午前10時にセンターを出発! 徒歩数分で岩倉地区のチェーン着脱所近くのクズ繁茂地に到着すると、前回と同じように、蔓延るクズのつるから葉柄部分を折りとって葉を採り始めました。男子4人は繁茂地の下側の広場に這っているつるからクズの葉を採り始めましたが、腰を下ろして大儀そうに作業したり、口ばかり動かしたり、ホオズキなど他のものに興味をそそられたり…。注意されても全然態度を改めず、二時間ほど経ってもかごの中のクズの葉は殆ど増えておらず…。

女子5人のうち、継続生2人は終始集中してクズのつるから葉柄部分を折りとり、葉柄の付け根をきちんと揃えた状態で、どんどんかごに入れていっていました。山留1年目の3人は、開始早々 喉が渇いたので水筒をとりにセンターへ戻ろうとしたり、見渡す限りクズの葉だらけなのに自分の手を動かさず、他人の傍へ行きおしゃべりしたり…。12時すぎまでクズの葉を採り、センターへ戻る途中でクワの葉も少し採りました。 その間に、岩倉地区の一部で断水が発生しており、センターも。断水時の生活体験をしつつ、昼食を食べ、食休みをした後、午後3時から再び 午前中にクズの葉を採っていた場所に向かい、各々採りまくることに。それでも、単純作業を続けることができない子も相変わらず多く、のろのろ葉柄を引っ張りながら「何時までやるんですか?」と聞いては、「採り尽くすまで。」と返されても、またしばらくすると「何時までやるんですか?」と何度も聞き、嫌々手を動かす子もいました。夕方になり、ようやくエンジンがかかってきた子もいましたが、集中力が続かない子たちが多かったので、半数は先に切り上げ、センター付近で 切ったクワの木の枝から葉を採る作業をすることに。残り半数は、そのままクズの葉を採り続けました。断水の影響でこの日はセンターのお風呂に入れそうになかったので、午後6時頃まで活動。採ったクズの葉は、葉柄にスズランテープで巻き結びをし、中庭のビニールハウスに吊るして干しました。クワの葉は、メッシュの袋に詰めて干すことに。夜は、皆でこまどりの湯に行き、初めて入湯したという子は、大喜びしていました!!

翌日の12日(月)も、センターで飼っているやぎの冬のえさ集めをしに出かけました。3回目の活動場所は、センターから1㎞強離れた奥小屋橋付近の広場。午後2時に一人ひとつずつかごを持ってセンターを出発し、午後5時を報せる鐘が鳴るまで、ひたすらクズの葉を採ることに。もう要領はわかっているはずなのですが、すぐに飽きてサボったり、少し採ったら寝そべって休憩したり、すぐ横を流れる岩倉川をのぞきこんだりしてばかりの男子4人、前日と同様に手を抜くことがない継続生の女子2人と、面倒くさそうに緩慢な動きをしたり、雑に集め 葉柄の付け根を揃えずかごに入れたりする女子3人。同じクズでも 前日に採った場所のものとここで採ったものとでは、葉柄の長さや太さ・葉の大きさ・葉の裏側の色などが違いましたが、作業内容はこれまでと一緒。手でつかんでいる束が太くなったり、かごがいっぱいになったりしたら、指導員が葉柄にスズランテープで巻き結びをし、軽ワゴンの荷台に積んでいきます。しかし、葉を集めるペースが遅いので、なかなか荷台いっぱいにはなりませんでした…。コンスタントに手を動かし続け かなりたくさん採った子たちと、そうでない子たちがいましたが、最後の15分間は、全員が集中して本気で取り組んだらどれくらい採れるのかチャレンジしてみることに! 残念ながら真剣に取り組めなかった子もいましたが、葉柄の付け根をきちんと揃えながらかなりたくさん採ることができ、自分の働きぶりを確認できた子たちもいました。

皆の3時間弱の成果を、センターの中庭のビニールハウスに干しました。まだまだ足りないので、この先もえさ集めをする予定です。

22/09/21

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