4月5日
4月5日(水)の13時頃から、41期生とそのご家族の皆様が続々と留学センターにやって来ました。保護者の方にくっついて緊張な面持ちの新入園生、約3年ぶりに売木学園に戻ってきた再入園生、春休み中にお家でたくさん甘えてきた継続生の計8人が今年度(41期)の学園生です。
ひとまずお家から持ってきた荷物を部屋に運び、荷物整理。全ての持ちものに記名してあるか確認しながら、これから生活するために使うものをそれぞれ決められた場所に収納しました。学園生自身で荷物整理をしないとどこに何があるのかわからなくなるため、保護者の方のアドバイスをもらいつつ、一つひとつ整理していました。
そして、15時半からいよいよ「入園のつどい」が始まりました。
ご家族の皆様、売木村長をはじめとした来賓の皆様、学園の職員に見守られながら、学園生が春にいち早く咲く“ダンコウバイ”の枝を手に、学園生が一人ずつ入場。これから同じ釜の飯を食べるということで、一つの飯盒に枝を挿していき、“ダンコウバイ”の花が再び咲く来春まで、皆で力を合わせて生活していくことを誓いました。
それから、一人ひとり自己紹介と、山村留学中に頑張りたいことやこの一年の目標を発表、それに続いて保護者の方にも一言いただきました。
そして、学園長・村長さん・育てる会・売木小中学校の校長先生からお祝いの言葉をいただきました。
また、継続生から新入園生たちに、歓迎の言葉と学園の暮らし紹介も行いました。
「いつでも自分の足で歩きます。」「ものを大切にし、使えなくなるまで使います。また、派手な服装やぜいたくな物は欲しがらず、じっとがまんができる力を身につけます。」「マンガやテレビ、ゲームなどから離れ、自然の中で何でも自分で体験し、その体験から学ぶというように努力します。」といった、山村留学生の心がまえを全員で読みあげ、全員で協力して充実した売木村での生活を送るよう頑張ることを宣言。
最後に、毎年恒例の写真撮影をして41期の入園のつどいが終了しました。
つどい終了後は、早速お風呂の入り方や配膳の仕方など、基本的な生活習慣や生活技術を学びました。また、学園生同士の名前を覚えるために、肉や魚、麺類など、好きな食べ物を伝える自己紹介もしました。コンビニのおにぎりや酒のつまみなど、記憶に残りやすそうな食べ物を言う子もいました。
41期生は、小学2年生から中学3年生の男子4人と女子4人の計8人。年の差はあるけれど、継続生、にぎやかな再入園生や新入園生のおかげもあってか、学園生同士が初日から和気あいあいと話している姿を多々見ることができました。これから1年間同じ屋根の下、共に協力し合って生活していきます!
23/04/09